ツルガ薬局公式サイト
ツルガ薬局公式ホームページへ!健康情報や漢方症例などが見れます!
CALENDAR
S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< August 2018 >>
ARCHIVES
CATEGORIES
MOBILE
qrcode
<< 造影剤後のムカムカ(吐気)が1週間続いている  | main | 土用中の手術・治療は要注意! >>
呉茱萸湯の効かない吐気・頭痛 苓桂味甘湯で治る
0

    JUGEMテーマ:漢方

     

    2017年7月25日

     

    40代女性 胸の悪さ、少しムカムカする感じが治らないので何とかなりませんか、とご相談。

     

    問診していくと、

    ●夏の土用(7月19日〜8月6日)に入ってから症状が出始め、もう1週間ほど続いている(ガロールを飲んで様子を見ていた)

    ●食べられないことはないし、吐くまでもいかないが、ムカムカして胸が悪い

    ●今朝はむかつきがひどく、何も食べられず、朝から頭痛あり(後頭部)


    この方は、毎年湿気が溜まりやすい時期になると腰が重くなってきて、右腕が痺れてきて、麻杏薏甘湯(まきょうよっかんとう)を服用するとすぐ症状が取れる方です。今回も湿気が原因かと思い、麻杏薏甘湯は服用するも効かなかったとのことでした。

    ご本人様は思い当たることは特にないと言われますが、この時期ですから冷たい物が多く水気のものも多いだろうと思われます。

    吐気と頭痛、それが胃の冷えから来ているとなればまずは呉茱萸湯(ごしゅゆとう)です。しかし、頭痛の場所が胃経(こめかみ近辺)ではなく、後頭部の太陽膀胱系です。呉茱萸湯では取り切れない可能性がありましたが、胃や肺を冷やしている感じもありましたので、人間は治していく時には必ず陽気(ようき)が必要になります。体の土台である胃がしっかりして、体を温めて回復に動かしていく陽気が肺を中心に巡ってくることで身体も元気になってきます。漢方薬も良く効いてくるのです。胃が冷えて肺の陽気が弱ければ、効くものも効きません。まずは呉茱萸湯で症状が全て取れなくても、胃と肺を温めて戻してあげるだけでも、その後の処方が活きてきます。まず呉茱萸湯を1日分お出ししました。店頭で1回、30分後に1回服用して頂きました。

     

    お昼頃に再来店。

    まだ症状があり治っていないとのこと。

    再問診、

    ●首すじのこりあり

    ●肩こりあり

    ●手の痺れなし

    ●上半身だけカッーと熱い感じはある、下半身の冷えは無い(のぼせはないと言われる)

     

    頭痛の場所からも太陽膀胱系です。膀胱の親の臓は腎です。胃が弱り腎との調和が取れないと、腎気の突き上げが起こります。気衝(きしょう)と言います。この気の突き上げからの頭痛、吐気と考え、苓桂味甘湯(りょうけいみかんとう)を1日分処方。店頭で1包服用して頂き、お帰りになられました。

     

    後日ご様子を確認したところ、店頭で1包服用後、症状が軽減され自然にご飯が食べれました。夜には、朝ほどの胸やけのひどさはなくもう1包服用後、知らない間に気にならなくなっていました、26日にはもう治っていました、とのことでした。

     

     

    やはり場所は大事ですね(/ω\)

    勉強になりました(−ω−)/

     

     

    bnr_hp150.gif

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    | 漢方 | 19:26 | comments(0) | - |
    コメント
    コメントする