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肺非結核性抗酸菌症(はいひけっかくせいこうさんきんしょう) 治すために大切なこと
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    JUGEMテーマ:漢方

     

    肺非結核性抗酸菌症(肺NTM症)をご存知でしょうか。

     

    結核菌も抗酸菌の1種なのですが、結核菌を除いた抗酸菌(30種類以上が存在)が原因となり咳や痰(血痰)、微熱や倦怠感などを伴う肺疾患で、特に最近中高年女性で顕著に増加しています。1975年に10万人に約1人であったのに対し、2014年には10万人で約15人にまで達しています。

    原因の抗酸菌の中で、「マイコバクテリウム アビウム コンプレックス(MAC:マック)」が約90%を占めていると言われております。本来抗酸菌は、土壌や水、ほこりなどの自然界に多く存在しているので触れる機会は多いのですが、弱毒性のため昔は感染して症状が出てくることはほとんどありませんでした。もちろん人から人へ感染することはまずありません。

    感染が確認されると病院ではリファンピシン・エタンブトール・クラリスロマイシンの3剤併用療法が基本となり、長期にわたって継続服用し菌が認められなくなった後さらに1年間継続服用する、と日米のガイドラインでは示されております。

    これらのお薬の服用中は、味覚障害や胃腸障害が特に高齢者では多く見られますので注意が必要です。また白血球(免疫)や血小板(出血を止める働き)の減少、湿疹、視力障害などにも注意を払っていく必要があります。

     

    さて、病院での薬剤治療を上述致しましたが、副作用に気をつけながら長期にわたって服用していき、原因菌の抗酸菌を抑えていく処置になります。いつまで服用すればよいのか不安になられる方もいらっしゃいますし、自覚症状もほとんどない方もいらっしゃいます。飲む必要があるのかどうか、本当に治るのか、どうすれば良いのか、最近よく店頭で御相談を受けます。

     

    肺非結核性抗酸菌症で一番大切なことは、ご自身の肺の力を高めることです。本来原因の抗酸菌は、土や水、空気中にも存在する弱い菌です。その弱い菌に対して免疫力で治していけない状態が抗酸菌症などの感染症ですから、体全体の状態を良くして肺の力を高めて抵抗力を増していくことが何よりも大切になります。

    なぜ中高年の女性の患者が増えているのか、それは男性と比べて女性は血が弱りやすい(血虚:けっきょ)からではないでしょうか。「血は気の母」ですから、血の力が弱れば陽気(体を温める働き)は減ります。「肺は気を蔵する」場所です。陽気の中心である肺や気管支、呼吸器系はその影響で冷えて抵抗力は下がります。体全体の状態を見ながら、その方自身の肺の力が高まるようにしていくことが抗酸菌症を治していく一番大切なポイントです。

     

    お悩みの方、お気軽にご相談下さいませ(/ω\)

     

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    | 漢方 | 13:52 | comments(0) | - |
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