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神の如く効く 1分で実感 !!
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    JUGEMテーマ:漢方


    うちの子供と妻の症例です。

    長男(7歳 小学三年生)が3日前の6月7日午後から、急に熱が出て、学校を早退して帰ってきました。妻から電話で「何を飲ませればいい?」との電話が入りました。

    症状は、汗が出ていない、高熱39度、手足の冷えは無し、とにかくのどが痛く腫れていて、気持ち悪い、原因思い当たることもなく急に起こり、のどの渇きや下痢などのその他の症状は無し。

    のどが痛いと言っているので、のどは表と裏の境目です。吐気も基本は内の症状(裏症)です。裏にいく処方も考えましたが、まずは汗が出ていなくて急な高熱、風邪インフルエンザかなぁと考え、また吐気も麻黄湯の表症からくる(太陽陽明の合病など)ものもありますので、まずは麻黄湯を服用してもらうように伝えました。

    数時間して、妻から再び電話がありました。妻自身も同じように、高熱、のど痛、体のだるさを訴え、動けないと・・・。
    急いで帰ったところ、長男も床にうつ伏せに倒れ、気持ち悪いと唾をよく吐き出し、おでこもチリチリ、身のやり場がないように煩躁(はんそう)しています。妻もしんどそうに横になっています。・・・大変でした(笑)

    その日は、妻にも長男にも麻黄湯を服用してもらいました。夜も寝苦しい感じが見えました。
    翌日6月8日、長男も妻も症状は治っていません。長男の吐気は治っていましたが、のどの腫れ痛みがひどいらしく、つばも飲み込めないくらい、もちろん何も食べたくない、とりあえずしんどい、熱も38度を超えていました。汗が出たかの確認をすると、あまり出ていないという状態でしたので、表症が十分取りきれてないとも考え麻黄湯も考えましたが、寒気は無いにしろ足から下半身にかけて冷える、上は熱い、とのことでしたので、太陽から少陰(しょういん)に病が入ったと考え、真武湯(しんぶとう)を飲んでもらいました(小便近くない、口渇なし、身体をよこにしたがる)。少陰腎経(しょういんじんけい)は腎に関係し、下半身を養い舌本(ぜっぽん)、つまりのどにかかっています。下半身(特に足)の冷えとのど痛で真武湯に決めました。

    夜仕事から戻り様子を確認すると、妻は寝ていました。長男は相変わらず、のどの腫れと痛みがすごく、熱もあります。顔を見ると左側の耳の下から首のリンパの辺りにかけて腫れています。おたふくかと思うくらい腫れて、のどの痛みを訴えます。長男は一度おたふくには罹ったことはあるのですが、偶然妻も同じような症状で高熱、のどの腫れ痛みを起こし、そしておたふくになったことはありませんので、おたふくなのか、それに似たウイルス感染なのか・・・。

    長男は初日よりは良くなっているのか上体は起こしていましたが、食事も食べれる状態ではなく熱も高く、あまり回復はしていないように見えました。真武湯も違うのか・・・。長男に詳しく様子を聞いて会話をしようとすると、口から白い涎沫(えんばつ:泡の混じったつば)痰をしきりにティッシュに吐き出しています。そういえば、昨日帰った時からずっと痰を出していました。

    そうかーーーー!!!
    すぐに桂枝人参湯1包を長男の口に入れました。味はどう?と聞くと、苦いと言って台所にお茶を飲みに来ました。お茶を飲み、リビングへ戻り、数秒経って一言、「お父さん、のど痛み無くなったー!」と・・・。

    自分も驚き、様子を確認しましたが、なんと涎沫も止まりました。唾は?と聞くと、「あ、もう出なくなった・・」と・・・。
    漢方薬を服用してものの1分以内に、ひっきりなしに出ていた唾がとまり、おたふくかと思うほど腫れて痛がっていたのど痛が楽になったのです。
    『漢方薬は完璧に合えば、その効き目神の如し』
    その効き目に感動しました。すぐに夜ご飯も食べることができ、声も元気に、そしてよく動けるようになりました。

    翌日6月9日、長男はのど痛もほぼなく、熱もなく、大事を取って学校は休みましたが、その日は平常通り元気になってくれました。
    さて、妻の方は、朝起きてからも高熱、のど痛変わらず、頭痛(髪の毛を触られると頭皮が痛い、後頭部重痛い)、汗は夜出たが熱が下がらない、状態は変わっていないように感じました。ねちょっとした汗が出ていることから、黄耆(おうぎ)剤を使おうかとも考えたのですが、長男の昨晩の桂枝人参湯で治ったのを目の当たりにしていましたので、涎沫や吐気は無いにしろ、のどの激しい腫れと痛み、高熱、そして症状が出だした日も同じでしたので、まずは同じ桂枝人参湯を1包服用してもらい、私は仕事に行きました。服用して1〜2時間ほどでしょうか、妻から私に電話があり「喉がすごく楽!」と報告がありました。どんどん飲むように伝え、夜帰宅して様子を確認すると、熱もなく、のど痛も取れ、頭痛の程度もかなり軽減されていました。お昼にはのどの腫れ痛みが取れて食事も食べることができ、夕方にはお腹がグゥグゥとなるくらい回復したとのことでした。翌日には仕事に行けるほどまで回復できました。

    脾胃(ひい)つまり胃腸が弱い人は、ちょっとしたことで脾胃の陽気不足を起こしてしまうことを改めて実感しました。
    おたふくに見えるくらい喉の腫れ方が激しく痛みが強く、高熱も出て、熱が実(じっ)しているように見えても、表裏から陽気を入れないと治らない現実・・・、大変勉強になりました(-ω-)/


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    | 漢方 | 14:01 | comments(0) | - |
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