ツルガ薬局公式サイト
ツルガ薬局公式ホームページへ!健康情報や漢方症例などが見れます!
CALENDAR
S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< October 2018 >>
ARCHIVES
CATEGORIES
MOBILE
qrcode
<< 3ヶ月長引く膀胱炎 排尿痛 | main | 急な左腕の重だるさ 〜桂姜棗草黄辛附湯(けいきょうそうそうおうしんぶとう)〜 たった1回分で治る >>
当帰貝母苦参丸(とうきばいもくじんがん)
0
    JUGEMテーマ:漢方


    先日、名古屋での漢方勉強会で、ある先生の体験談で貴重なお話をお聞きしましたのでご紹介させて頂きます。

    肺に水が溜まり、心拍数が180回/分になり、緊急入院した男性の先生。導尿して1週間ほどで肺の水も取れてきて、管を抜き、さあ自分で小便を出そうとしたとき、小便が出なくなったと言うのです。1週間も導尿をしていたので、尿をため込んでいる膀胱が収縮して押し出すことを忘れてしまったのか、反応が低下してしまったのか、とにかくおしっこを出せなくなってしまったとのことで、苦しくなってしまいました。医者に言うとまた導尿するといわれるので、ほとほと困り、知り合いの先生に電話をされて相談されたのです。そこで、持ってきてもらい服用したのが、「当帰貝母苦参丸(とうきばいもくじんがん)」です。服用すると膀胱が収縮しだして、おしっこが気持ちよく出たとのことでした。1週間ほど続けられたみたいですが、今では自分の力でおしっこをきちんと出し切れるようにまで回復されたとのことでした。今回の件で、当帰貝母苦参丸は膀胱を引き締めて、正常な収縮をさせるということがよく分かりました、と教えて頂きました。

    苦参(くじん)は気味:苦寒で、熱を去り爛(ただ)れを治す(新古方薬嚢用 荒木性次著より)です。苦味は陰気を補い、たるみを引き締め、収縮を正常にいたします。当帰は気味:甘温、血を温め、血を和し、内を調えます。貝母(ばいも)は気味:辛温、気を増して気のうっ滞を通じます。
    導尿によってたるんでしまった膀胱を、苦参で引き締め、貝母で気を増し気を通じ、当帰で温めて整えたのです。勉強になりました(-ω-)/

    bnr_hp150.gif

    | 漢方 | 12:08 | comments(0) | - |
    コメント
    コメントする