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漢方薬は 「病名に対して」ではなく、「その人に対して」決める
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     漢方薬というと、大抵の方は「病名」に対して処方が決まると思われている方が多いのではないでしょうか。

     
    例えば、「頭痛」や「ヘルペス」ならこの漢方薬、「痛風」ならこの漢方薬、「高血圧と糖尿病」ならこの漢方薬というように、単一的な症状や病名で処方が決まっていると思われている方が非常に多いように感じます。
    今の病院の保険で出る漢方薬も、ある程度の枠組みが決められており、検査や診断の結果ついた病名に対して、漢方薬が決められているのが現状のような気がします。
    (全てとは言いませんが・・・)
    大腸の手術後はこの漢方薬、にきびならこの漢方薬、等など・・・・
    本当は、人間の顔が1人1人違うように、体の中の状態、体質、性格、力も1人1人違うのです。同じ事をしていても、同じ物を食べていても、何とも無い方もいれば、逆に調子が悪くなる人もいます。同じ頭痛であっても、それが冷えから来ている頭痛なのか、熱なのか、気なのか、血なのか、水なのか、瘀血(おけつ:古く滞った血)なのか、疲れなのか・・・、またいくつも絡んでいるのか、しっかりと原因を探っていかなければ、出すべき漢方薬の処方は全て違います。
    もう少し詳しく言うと、冷えが原因であっても、どこが特に冷えているか、どこを中心に温めるべきなのか、逆に冷えているところがあるということは、必ずどこかに余分に熱は偏りますので、その状態をきちんと捉えていくことが必要なのです。
    私が参加させて頂いている名古屋での漢方勉強会「山総漢方セミナー」では、漢方の原典である「傷寒論(しょうかんろん)」、「金匱要畧(きんきようりゃく)」という本を中心に深く掘り下げて勉強しています。決して変わることの無い自然節理や、人間の体の摂理、病ができていく原因や流れや治療など、漢方医学の根幹根本を勉強させて頂いております。私は、漢方薬というのは「その人とその病の根元を捉えて出す」ことが大切だと感じています。
    | 漢方 | 18:30 | comments(0) | - |
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