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急に腕がヒリヒリして・・・ (季節・経絡・症状の関連性)
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    JUGEMテーマ:健康

     

    冬のある某日。

    急に上腕の後ろ側の皮膚がヒリヒリして痛くなりました。
    朝は自分でも気付かないくらいだったのですが、夕方から夜にかけて洋服が少しすれるだけでも痛くなってしまいました。
    あまりにヒリヒリして痛いので、何か出来ているのではと思い、鏡で見てみても赤くも何ともありません。
    左腕だけでしたので、片側でヒリヒリをピリピリとして神経症状のように捉えると、もしかすると帯状疱疹なのかも!?と心配にもなりました。(そこまでの免疫力低下・体力低下にはなっていないので、多分違うだろうとは思っていましたが・・・。)

    その日の夜ご飯、22時頃になりましたが、食べ終わる頃に猛烈にお腹が痛くなって軟便(少し下痢)になりました。
    何も冷たい物の取り過ぎも、メチャクチャな暴飲暴食も、偏食も間食も無いのに、なぜ急に下痢したのか・・・。

    そういえば、この1週間くらい前から、口角炎(口の横が赤くなる)が出来始め、ここ数日前から口内炎らしきものも出来始めていました。
    そして冬です。「腎」が力を持ち、バランス的に「心」が押さえ込まれやすい季節です。

     


    この下痢は、そうです、半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)ですね。

    案の定、半夏瀉心湯を飲んでから、便の様子も正常に、上腕のヒリヒリ感もほぼ無くなり、口角炎・口内炎も痛みが楽になりました!

     


    これらの症状の原因は、「小腸の熱」でした。
    冬は心の働きが抑えられます。心は「小腸」と表裏の関係があります。
    つまり冬は、誰でも小腸に無理がかかって、気が不足して熱をおびやすくなっている季節になります。
    また冬は、外気が寒いのでこの寒さに負けないように体内に熱を溜め込む、つまり熱がこもりやすくなる季節でもあります。
    そのため、小腸を中心として胃や消化器系の熱が口内炎や口角炎の症状を引き起こしてしまったのです。
    上腕のちょうどヒリヒリした場所は、「太陽小腸経(たいようしょうちょうけい)」という経絡が通る場所です。小腸の熱が、小腸の状態を映し出す経絡の場所に症状として現れていたのです。
    ですので、小腸の熱をとる処方で全てが良くなったのです。

     

     

     

    漢方理論の素晴らしさを改めて実感できました。

     

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    | 漢方 | 17:00 | comments(0) | - |
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