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転倒した後の肩から腕にかけての痛み  〜 桂枝茯苓丸で治らない 〜
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    40代女性の肩から腕にかけての痛みのご相談です。

     

    原因をお聞きすると、2週間くらい前に母親の入浴の介助をしているときに、滑ってしまい、自分でもどうなったか分からない程の転倒をしてしまった。

    どこをぶつけたのかも分からないが、肩から腕にかけて痛み(手の少陰心経 極泉 近辺の痛み)があって、時間が経っても良くなってくる気配がない、とのことでした。腕を上げるのは大丈夫だが、下げるのが痛い、猫背にする姿勢だと痛みを感じる、とのことでした。

     

     

     

    転んで打ってからは薬局で購入した桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)をずっと服用していたとのことでした。

     

     

     

    桂枝茯苓丸は、一般的に瘀血(おけつ)を取ります。

    打撲や骨折などで内出血した箇所には、壊れて濁った正常に働けない血液が溜まりやすくなります。

    これが瘀血です。瘀血があると怪我の治りも悪くなりますし、皮膚や細胞の入れ替えもスムーズにできません。

    いつまでたっても治ってこない、例えば冷えたら古傷がいつまでも痛む人も瘀血が原因の場合があるのです。

     

     

    ですから、この人が桂枝茯苓丸を2週間ほど服用されていたことは適切な処方だと私は感じました。

     

     

    ただ、こういう人の場合、桂枝茯苓丸を2週間も服用すれば、普通は徐々に回復に向かっていくケースがほとんどですから、この痛みに関しては桂枝茯苓丸では取れない、他の原因ということになります。

     

     

    滑って転んで少しの間意識が飛ぶくらい激しい転倒だったようなので、経絡や神経、毛細血管などへの衝撃が強く細かい傷が沢山出来てしまい、なかなか回復できていないと考え、「金瘡(きんそう)の特効薬」とされる漢方薬を3回分と、筋肉の炎症を取り気血の巡りを良くして回復を早める手助けをする漢方薬3日分を処方致しました。

     

     

     

     

    翌日ご来店

     

    「金瘡の漢方薬 1回服用しただけで、痛みがかなり軽減されました。昨日と比べ今日は症状が半分くらいになりました。」

    と喜びのご報告を頂きました。

     

     

     

    漢方薬1つ1つには、それぞれの持つ特徴、働きがあります。

    きちんと理解して使い分けること、大切ですね。改めて勉強になりました(-ω-)/

     

     

    もし何かお困りの症状がございましたら、ツルガ薬局までお気軽にどうぞ(/ω\)

     

     

     

     

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    | 漢方 | 13:41 | comments(0) | - |
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