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寝れない程のしゃっくり  〜 老人ホーム入所者の方 〜
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    2019年9月19日 老人ホームの施設の看護師さんからお電話でご相談がありました。

     

     

    内容は、入所されている67歳のある患者さんが、昨夜からしゃっくりがひどくて夜も眠れないほど激しいため、担当医に相談するも「眠れない程のしゃっくりを止める薬はない」と言って何も出してくれないらしく、看護している者からしても何とかしてあげたいので、何かお薬はありませんか?とのことでした。

     

     

    ここで何度も書いておりますが、漢方薬というのは症状が同じであっても、その人の原因と体質と状態によって処方が変わります。漢方薬に限ったことではありませんが、状態を捉えてこそ適切なお薬を出すことが出来ます。更にご本人様とは一度もお会いしたことがありません。

     

    しかし、大変お世話になっている施設の方ですし、何よりも患者さんが辛そうで何とかしてあげたいというお気持ちは分かりましたので、私でできることがあればと思い、お薬をお出しすることに決めました。

     

     

    11種類の薬(血圧薬、糖尿病薬、血栓予防薬、胃腸薬、睡眠薬、抗うつ薬)を服用されていることを把握した上で、必要最小限で問診させて頂きました。

    ・下痢 →なし

    ・手足の冷え →今は微熱37℃ちょっとあるので温かい(普段は冷たくなりやすいのかも…)

    ・食欲 →少ないわけではない

    ・みぞおちの痞え →本人でないため分からず

    ・トイレの回数 → 本人でないため分からず

     

     

    さて、しゃっくりの原因は色々とありますが、多いのは胃の冷えです。冷えがあるなら、もちろん熱からもしゃっくりは出ます。胃熱からのしゃっくりもあれば、横隔膜近辺の気のこもりからくるしゃっくりもあります(傷寒論・金匱要略に記載されております)。

     

     

    この人の原因・状態を考えていくと、この時期まだ日中は暑い時もありますが、朝晩と肌寒く感じる日も増えてきました。人間は外気の冷えを皮膚で感じ、皮膚の守りが弱いと風邪をひきます。皮膚が冷えそうになると、足りなくなってくる熱を胃の陽気(熱エネルギー)から補います。その結果、この方の場合は皮膚が冷えて風邪のように微熱が出て、胃も弱り冷えてしゃっくりが出てきたのではないか、と考えました。冷やすことや、下すことは攻めることになりますが、温めたり補うことは守ることにもなります。まずは守ってあげることが大切ですから、皮膚と胃を温める漢方薬を3日分処方させて頂きました。

     

     

    9月22日 他の入所者さんのお薬を配達にお伺いした時に、

    「翌日に38〜39℃と熱が高くなりましたが、しゃっくりもすぐ止まり、もう熱も平熱に治まりました。ありがとうございました。」

    と喜びの御報告を頂けました。

     

     

    漢方薬を服用して翌日に熱が高まったのは、免疫力を高めて早く治そうとする生体防御反応です。

     

    ご年配の方だけではなく、お子様にもこういった胃の弱りからくる熱、風邪が多いため、この漢方薬をよく使います。

     

     

    漢方薬は、とにかくその人の自然治癒力、自分で治していく力がきちんと働けるようにサポートしていくお薬ですね、今回の件で改めて再確認できました。

     

     

    もし何かお困りの症状がございましたら、ツルガ薬局までお気軽にどうぞ(/ω\)

     

     

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    | 漢方 | 12:13 | comments(0) | - |
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