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背中の痛み
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    今回も症例を書かせて頂きます。

     

    2019年8月16日

     

    2日程前から背中(少し左側、胃の後ろ辺り)がギュッと差し込むように痛いという50代の女性

     

     

    空腹時になると背中の痛みが強くなるような気がする、何か食べると少しマシになる気もするが、食後だから起きないという訳ではなく、朝から晩まで1日中不規則的に起こる(立っていても座っていても、クーラーでも変化なし)

     

    痛くなるとその背中の箇所を手で押さえると少し楽になる感じあり

     

    胃の症状はなし、口渇なし、舌は渇きなし・苔なし、大小便にも変化なくそれ以外の気になるところも無し

     

    本日で3日目だが良くなっている気配なし

     

    ご自身で思い当たることは、ここ最近確かに冷たい物は多かったかもしれない(冷たい飲料水、スイカなど)というくらい

     

     

     

    さて考察するに、この人は以前に三物黄芩湯(さんもつおうごんとう)で手の痺れが治った方です。

     

    三物黄芩湯は、血虚(けっきょ:血の弱り)して血に熱を持ち、そのため肝に熱を持った状態を治す処方です。つまり血や肝に熱を持ちやすい体質であることが分かります。

     

    暦は立秋を過ぎ秋に入っております。秋は「肝」の働きが抑えられやすい期節になります。血を蔵(ぞう)する肝が抑えられれば、この方の場合であれば血にも熱を持つようになります。

     

     

    背中の痛みはいったいどこから来ているのか、ちょうど胃の後ろ側ですから、空腹時や食後の微妙な変化も考慮しても恐らく胃がもとになっていると思われます。金匱要略(きんきようりゃく)の「胸痺心痛短気病(きょうひしんつうたんきびょう)」の背痛も、元は胃の虚(きょ:弱り)があり、体の虚、上焦(じょうしょう:肺や心臓の位置)の陽気不足が原因で起こるとされています。

     

    この方は「冷たい物を取ることが続いた」とおっしゃっておられますから、胃を冷やして弱らして、それが胸痺(きょうひ:胸中の活気・陽気が不足して痛み痺れる病)となり背痛に出ていると考えました。

     

     

    元となっている冷えを取らなければいけませんから、温める漢方薬を2回分(店頭で一回服用してもらい、今日の寝る前にもう1回服用)、偏った血の熱を冷まし、肝や背中の筋肉のコリをとり、気血の巡りをよくする漢方薬を2日分(今日は夕食前1包、明日から1日3回で服用)処方致しました。

     

     

     

     

     

    8月17日 夕方ご来店

     

    「今日は朝ご飯の前に1包服用しただけですが、3日間毎日数時間おきにずっと起こっていた背痛が、今日は一回も起こっていません。」

    とご報告頂きました。半日くらいで治っちゃったんですね、良かったです。

     

     

     

     

    先月から今月にかけて「背痛」を訴えるお客様が増えております。

     

    クーラーや冷たい物、水分摂取の影響を受けて胃が弱っている人も多く見受けられます。

     

     

    あえて寝る前には温かい物を取るなど、体を冷やし過ぎないように気をつけて下さい(*ノωノ)

     

     

    症状が出てお困りの方はツルガ薬局までお気軽にご相談下さい(/ω\)

     

     

     

     

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    | 漢方 | 10:58 | comments(0) | - |
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