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声がかすれる、イボ痔、膀胱炎、大量の汗
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    今日は、症例をご紹介させて頂きます。

     

     

     

    2019年(土運不及)7月23日 ご相談 40代女性

     

    数日前から持病のイボ痔が再発、生理も重なり、膀胱炎になりそうな感じもあり(痛いわけではない)、夕方くらいになると声がかすれて出にくくなる(手足の冷えはなし)

     

    このような症状でのご相談でした。

     

    病の原因が大切ですから、思い当たることをお聞きすると、「母の介護で、お風呂に入れて汗だくになって疲れ、体も冷えたかもしれません。無理になっていたのかなぁ・・」とのことでした。

     

    生理が重なり、労があるので「当帰建中湯加阿膠地黄(とうきけんちゅうとうかあきょうじおう)」をお出し致しました。

    生理での血虚(けっきょ:血の弱り)と労(つかれ)を取る目的でこの処方に決めました。

    この方は、今までも何回か漢方薬を作らせて頂いている方で、当帰建中湯もよく合う方です。

     

     

     

    その日の夕方再来店され、飲んでまだ実感がそこまで出ておらず、夕方に入り少しのどの声が出にくく、かすれるような感じも出てきた、とのことでした。

     

     

     

    五行(ごぎょう)で五役(ごやく)と言い、「声を主(つかさど)る」のは肺とされています。肺は気を蔵(ぞう)している場所です。声は陽気(元気・熱エネルギー)そのものですから、体の土台である脾胃(ひい)を補うことに加え、肺と血の陽気を補わないといけない状態まで弱ってしまっています。こういう方は、「過労亡血湯(かろうぼうけつとう)」が必要です。過労亡血湯を追加でお渡しし、店頭で1回すぐに服用して頂き、今日の寝る前にもう一度服用するようにご説明させて頂きました。当帰建中湯加阿膠地黄を1日2回、過労亡血湯を1日2回で服用するようにして頂きました。

     

     

     

     

    7月25日

    体も楽になり、声も出るようになり、痔も治まり、膀胱炎も大丈夫になったとご報告頂きました。

     

    このご報告の後に1つご質問されたことがあります。

     

    「実はこの漢方薬を飲み出してから、変わったことがあるのですが・・・。今まで食事を食べる時におでこや頭から流れるほどたくさんの汗が出ていました。座っている座布団も汗で濡れてしまうほど、自分でも異常じゃないかと思うほど汗が出ていました。クーラーをしないと食事を食べられないほどでした。しかし、この漢方薬を飲んでから、食事中の異常な汗が出なくなりました。なぜなんでしょうか・・・」

     

     

    なぜ異常な汗が治ったのか、私はこの方に「尿の出が良くなったのではないですか?」とお聞きいたしました。

     

    確かに今までよりももっと出るようになりました、とのことでした。

     

     

    疲れによって陽気が不足したことと、脾胃(ひい)の弱りが重なって尿の出が悪くなっていたのです。

     

    漢方薬たった2日分ですが、不足が補われ、弱りが回復されたことで、自分で正常にきちんと小便で体内の水分を出し切れるようになったのです。

     

     

    体の中で、頭、特におでこは陽気の盛んなところで気が発散されやすい場所です。気(陽気)が発散するときに、陰(いん)である水も汗として出やすくなります。水分が停滞すれば、少しでも体の出しやすい場所から、出しやすいタイミングで出るのはごく自然・当然のことです。食事中は胃に食べ物が入りますから、熱エネルギーが胃で作られ、その熱に蒸されて、出やすいおでこや頭から汗が出るのでしょう。座布団が濡れるほど、ですからこの方の水分の停滞の位置は下半身に多いのではないかと思います。一般的に下半身の水は小便で出しやすいため、漢方を服用してから尿量が増えたというのがその証拠です。

     

     

    このように漢方薬で気を補って、その人自身で整いやすい状態を作っていくことは、その人自身も気づいていない症状の改善にも繋がっていくことが数多くあります。

     

     

    つらい症状や病気でお悩みの方、お気軽にツルガ薬局までご相談下さい。

     

     

     

     

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    | 漢方 | 10:00 | comments(0) | - |
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