2020年 秋の土用  
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    2020年10月20日から秋の土用に入ります。

     

    11月6日までの18日間が土用となります。

     

    11月7日は立冬で、これ以降は冬に入ります。

     

     

    土用の時は、土の気が旺(おう)していて力をもち、体の土台・地面に当たる部分が動きやすくなっておりますので、今まで病状が安定している方でも症状が悪化しやすかったり、不安定になりやすい季節になります。またバランス的に腎・膀胱系の働きが抑えられやすい季節にもなりますので、特に腎臓が弱い方ご注意下さい。手術や、歯を抜いたり、体に負担がかかるような検査は極力避けるようにして下さい。

     

     

    一般的に土用は体の水はけが悪くなりますが、秋の土用は冷えや熱の寒熱症状が特に出やすくなります。

    今日は大変寒いですが、数日前はとても暑く、その前も急に涼しくなりました。この外気温の変化に私たちの体がついていけなくなると、自律神経や体調の乱れにつながりやすくなります。その時の気温に合わせ体を冷やさないように、そして胃腸が弱らないように気をつけて下さい。

     

     

    土用は胃を中心にした消化器系が頑張る時ですから、食欲が増す人もいらっしゃると思いますが、胃に負担をかけないように腹八分目、よく噛んで、冷えた物や甘い物の取り過ぎには気をつけるようにしましょう。

     

     

    また、この時期は特に長い立ち仕事をしている方や、マイナス思考や不安や恐怖、悲しみ想う感情があまりに強いと、骨や腎に無理がかかり、腰から下の症状が出やすくなります。下半身を冷やさないように、体も心も無理し過ぎないように気をつけて下さい。

     

     

     

    もし体調崩されてしまったときには、ツルガ薬局までお気軽にご相談下さいませ。

     

     

     

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    | 漢方 | 13:31 | comments(0) | - |
    秋は肝臓が弱りやすい     ~ 2020年8月7日から 秋に入ります 〜
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      2020年8月7日から秋に入ります。

       

      秋は肺が旺(おう)する期節です。肺の働きが高まるべき時です。肺とは、肺や気管支などの呼吸器系、大腸、鼻や皮膚、憂いや悲しみなどの感情等の関連した働きを指します。

       

       

      今年2020年は金運太過(きんうんたいか)の年ですから、1年を通してこの秋(8月7日~10月19日)と、秋の土用(10月20日~11月6日)の時期が一番体のバランスが乱れやすいと考えられます。

       

       

       

      新型コロナウイルスの感染者数が増加しております。重症の方は今の所まだ少ないようですが、この秋の時期は呼吸器系に無理がかかり、人間に備わる感染予防力が低下しやすく、かつ暑さのためにクーラーや冷たいもので胃腸や皮膚の冷え弱りも重なってまいりますので、注意していかなければいけません。

       

       

      秋は呼吸器系・大腸・鼻・皮膚などにも無理がかかりやすく、肝臓や筋肉、目、自律神経などの働きが抑えられやすい時でもあります。

       

       

      生理症状や目、自律神経の不調、筋肉のコリやひきつり、痛み、しびれ、肉体疲労、精神疲労などの疲れが取れにくい時期です。

       

       

      血が弱く、肝臓の力が弱い方は特に注意して下さい。

       

       

      肉や魚、大豆類、卵などのタンパク質を毎日バランスよくしっかりと食べて、体を冷やさないように気をつけ、睡眠を十分とりましょう。

       

       

       

      何かお困りの症状がございましたら、お気軽にツルガ薬局までご相談下さいませ♪

       

       

       

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      | 漢方 | 10:36 | comments(0) | - |
      2020年 夏の土用   7月19日〜8月6日
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        2020年の夏の土用(参考記事:土用中の手術・治療は要注意!)は、7月19日〜8月6日までになります。

         

         

        土用の時は、土の気が旺(おう)していて力をもち、体の土台・地面に当たる部分が動きやすくなっておりますので、今まで病状が安定している方でも症状が悪化したり、色々な症状が出てきても土用中は治療を変えたりせずに体に無理をかけないように気をつける季節です。(参考記事

         

        また腎・膀胱系の働きが抑えられやすいので、水分代謝異常(むくみやめまい、耳鳴り、尿のトラブル等)も増えてきます。口や歯茎、腰や膝、筋肉などの症状も訴えやすくなります。

         

         

        クーラーを直風で皮膚に当てて体調を崩す、冷たい物の取り過ぎで胃が弱ってくる、甘い物や暴飲暴食、また海や山、土いじりなど慣れない活動、長い立ち仕事などでの体力低下には十分にお気をつけ下さい。

         

         

         

        もし何かお困りの症状がございましたら、ツルガ薬局までお気軽にご相談下さいませ。

         

         

         

         

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        | 漢方 | 09:41 | comments(0) | - |
        転倒した後の肩から腕にかけての痛み  〜 桂枝茯苓丸で治らない 〜
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          40代女性の肩から腕にかけての痛みのご相談です。

           

          原因をお聞きすると、2週間くらい前に母親の入浴の介助をしているときに、滑ってしまい、自分でもどうなったか分からない程の転倒をしてしまった。

          どこをぶつけたのかも分からないが、肩から腕にかけて痛み(手の少陰心経 極泉 近辺の痛み)があって、時間が経っても良くなってくる気配がない、とのことでした。腕を上げるのは大丈夫だが、下げるのが痛い、猫背にする姿勢だと痛みを感じる、とのことでした。

           

           

           

          転んで打ってからは薬局で購入した桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)をずっと服用していたとのことでした。

           

           

           

          桂枝茯苓丸は、一般的に瘀血(おけつ)を取ります。

          打撲や骨折などで内出血した箇所には、壊れて濁った正常に働けない血液が溜まりやすくなります。

          これが瘀血です。瘀血があると怪我の治りも悪くなりますし、皮膚や細胞の入れ替えもスムーズにできません。

          いつまでたっても治ってこない、例えば冷えたら古傷がいつまでも痛む人も瘀血が原因の場合があるのです。

           

           

          ですから、この人が桂枝茯苓丸を2週間ほど服用されていたことは適切な処方だと私は感じました。

           

           

          ただ、こういう人の場合、桂枝茯苓丸を2週間も服用すれば、普通は徐々に回復に向かっていくケースがほとんどですから、この痛みに関しては桂枝茯苓丸では取れない、他の原因ということになります。

           

           

          滑って転んで少しの間意識が飛ぶくらい激しい転倒だったようなので、経絡や神経、毛細血管などへの衝撃が強く細かい傷が沢山出来てしまい、なかなか回復できていないと考え、「金瘡(きんそう)の特効薬」とされる漢方薬を3回分と、筋肉の炎症を取り気血の巡りを良くして回復を早める手助けをする漢方薬3日分を処方致しました。

           

           

           

           

          翌日ご来店

           

          「金瘡の漢方薬 1回服用しただけで、痛みがかなり軽減されました。昨日と比べ今日は症状が半分くらいになりました。」

          と喜びのご報告を頂きました。

           

           

           

          漢方薬1つ1つには、それぞれの持つ特徴、働きがあります。

          きちんと理解して使い分けること、大切ですね。改めて勉強になりました(-ω-)/

           

           

          もし何かお困りの症状がございましたら、ツルガ薬局までお気軽にどうぞ(/ω\)

           

           

           

           

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          | 漢方 | 13:41 | comments(0) | - |
          2020年5月5日から夏になります  〜 新型コロナウイルスは抑えられやすい期節!? 〜
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            5月4日まで春の土用でしたが、2020年5月5日は立夏となり、ここから暦的には夏になります。

             

             

            夏は、「心(しん)が旺(おう)する期節」です。

            ここでいう心とは、心臓や血管・血液、循環器系、血圧、脈、舌や小腸、精神である神、熱、汗などを総称して表現しております。

             

             

            簡単に言うと、夏は心臓や脈、血管・循環器系が頑張っている期節なので、無理をしないで下さいということになります。

             

             

            また夏は、バランス的に金運と呼ばれる肺などの呼吸器系、大腸、皮膚や鼻の働きは抑えつけられやすくなる期節になります。ここの働きが弱い方や持病をお持ちの方は特に注意が必要です。

             

             

            今年は、金運太過(きんうんたいか)の年です。

            昨年の末に2020年の運気を書きましたが、そこに、『…エネルギーの強い年なので、感染症や伝染病、風邪やインフルエンザなどの流行・重症化には注意しなければなりません。…』と書かせて頂きましたが、新型コロナウイルスが世界中に猛威を振るい、本当に運気通りの状況となってしまいました。

             

             

            五行(ごぎょう)の関係性からみると、夏の時期は新型コロナウイルス感染症の広がり自体は、他の季節に比べて抑えやすい期節であると言えます。しかし、肺や呼吸器系の働きが低下しやすい時でもあり、心臓や循環器系が力を持って頑張る期節に当たることから、これらに持病を持つ方には負担がかかりやすい時でもあります。つまり重症化しやすいとも言えます。

             

             

             

            5月に入り急に気温が高くなってきました。

            冷たい飲食物がついつい多くなってきてしまっているのではないでしょうか。

             

            胃を冷やすと、血液が弱り、最終的には心臓や循環器系に無理がかかります。また、皮膚や肺も冷えて弱ってくるので、風邪や新型コロナウイルスなどの感染症にかかってしまうリスクが高まる恐れがあります。

             

             

            アイスや冷蔵庫の中の冷たい物の取り過ぎには十分に注意して下さい(/ω\)

             

             

             

             

            その人に合った夏場の養生法や、食事のバランス、食材がありますので、ご興味のある方はお気軽にツルガ薬局 松原店までご来店くださいませ。

             

             

             

             

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            | 漢方 | 00:37 | comments(0) | - |
            心臓の辺りがキュンとする
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              2020年4月15日 70代女性のご相談です。

               

              心臓の辺りがキュンとすることが不安。これを治したい、とご来店。

               

               

               

               

              症状をお聞きしていくと、

               

              1〜2週間前から心臓の辺りがキュンとする

               

              症状は決まった時に出るわけではなく急に起こる

               

              症状は起きてもすぐ治まる

               

              鼻水(透明)出る時あり

               

              毎年春先に上あご当たりがイガイガすることあり

               

              ストレスあり

               

              のどにチクッと何かが出ている感じあり

               

              意識して水分は取るようにしている(喉の渇きがある訳ではない)

               

               

               

               

               飲食物はまず胃に入り温められ消化されます。人はストレスが加わると、胃の働きが低下します。普段と変わらない水分量であっても、この方はのどの渇きを感じる前に意識的に水分を取っていますから、体からみると水分量は過剰になってしまい、ストレスにより働きが低下した分、処理が追いつかなくなります。これが鼻水として出ています。胃でさばききれなかった水分が肺に上がり鼻から水を抜いているのです。胃に滞った水が停滞することで、胃は冷えます。冷えれば消化管は縮みます。胃に通じる食道も縮むことで、気の巡りも滞り、のどに違和感を感じやすくなります。人の気の流れは、胃から心臓にも流れております。胃の働きが低下し、こちらの気の流れも滞ることにより、心臓の周辺にも症状を感じやすくなります。

               

               

              胃に停滞した水分を温めながらさばきやすく手助けし、のどや心臓、お腹にかけての気の巡りを良くしていく漢方薬を1週間分処方

              させて頂きました。

               

               

               

               

              3日後にご来店され、「漢方薬を服用してから、朝起きた時に気分が下がっていたのが楽になり、心臓の症状も無くなり、鼻も出なくなり、気持ちが楽です。」とご報告頂きました。

               

               

               

               

              もし何かお困りの症状がございましたら、ツルガ薬局までお気軽にどうぞ(/ω\)

               

               

               

               

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              | 漢方 | 13:29 | comments(0) | - |
              背中と鎖骨近辺の痛み
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                今回は症例をご紹介致します。

                 

                 

                2020年(金運太過:きんうんたいか)4月上旬  60代女性からのご相談です。

                 

                 

                主訴:「2日前から急に、背中がグッと詰まるように痛くなり、食事の時や体の態勢を変える時に痛みが出てつらい。

                    今日で3日目だがほとんど変わっていないので、心臓病なのか、大きい病気なのか、すごく不安です・・・」

                 

                 

                詳しくお聞きしていくと、

                 

                ●2日前の昼過ぎから急に背中の痛みが出た(ちょうど胃の後ろ、肩甲骨近辺が痛い)

                ●鎖骨近辺(両方)も痛い

                ●鎖骨から首の辺りも詰まってくる

                ●体の姿勢を変えると痛みが出る、深呼吸しても痛い(じっとしていると痛くない)

                ●1日何回も起こる、痛みは一瞬ですぐ治まる

                ●食事も食べ物がのどを通る時、飲み込むと痛みが出るので、食欲自体は落ちていないが食べる量は減っている

                ●自分で思い当たること、原因としては、ストレスかなぁ・・・とのこと

                ●冷飲食や体を冷やしたりはしてない

                ●脇の下までビーンと張るような症状もあり

                ●他の薬局で柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)、柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)を勧められ服用するも、肩こりは少し楽になるがこの症状は変わらず

                 

                 

                お話ししている中で、「ゲップが上がってくることによって食道が広げられ、食道の裏側(背中側)の血管神経が押されて痛みが出る感じ」とその人自身が表現されたことがきっかけで、ゲップがよく出ていて、これが痛みの刺激になっていることが分かりました。

                 

                 

                さて状態・原因を考えてみると、この時期は春の影響で肝の働きが高まり、胃腸が抑えられやすくなっています。かつ、ストレスにより心気(しんき:心臓を正常に働かせるための気)が不足してしまい、その結果、胃と小腸の働きが弱まります。普段とはそんなに変わらない飲食物であっても、弱まっていますから胃での処理が追いつかず、脇下に水気(すいき:冷えや弱りによって停滞した水)がたまり、気が停滞・充満してゲップが出るのです。食道は水や穀物・食べ物の通り道であり、その中心の働きは胃に基づきます。胃が弱れば食道も弱りますから、通りも悪くなりますし、陽気も衰えて狭くなります。そこをゲップで刺激されれば痛みを感じるのではないかと考えられます。

                 

                ストレスからくる胃や小腸の弱りからくるゲップを治し、心気不足を補う漢方薬を3日分処方致しました。

                 

                 

                翌日ご来店され、「昨日、帰って1包服用しただけで痛みが楽になり、もう一度寝る前に服用しました。今は95%くらい治りました。ありがとうございました!」と喜びのご報告を頂きました。

                 

                たった1日でゲップもほとんど出なくなったとのことでした。

                 

                 

                 

                もし何かお困りの症状がございましたら、ツルガ薬局までお気軽にどうぞ(/ω\)

                 

                 

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                | 漢方 | 15:15 | comments(0) | - |
                2020年 春の土用   〜  4月16日〜5月4日まで  〜
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                  2020春の土用(土用の養生法はこちら)は、4月16日から5月4日までとなります。

                   

                   

                  新型コロナウイルスで、多くの方が心配・不安感を頂き、生活や行動制限もあり大変な部分もございますが、1日1日を大切に、自覚を持ち、みんなで協力して乗り越えていきましょう!甘い物や胃腸が弱る水分や食べ物の取り方、体の土台である脾胃(胃を中心にした消化器系)が弱らないように、お体も無理しないように気をつけて下さい。

                   

                   

                   

                   

                   

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                  JUGEMテーマ:健康

                   

                   

                  | 漢方 | 19:04 | comments(0) | - |
                  お腹がスッキリしない、不安感、時々逆流性のように上がってくる、痰 〜 附子粳米湯(ぶしこうべいとう)〜
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                    久しぶりに症例をご紹介致します。

                    (なかなか落ち着いてブログを書く時間が無くて時間が空いてしまい申し訳ございません…。)

                     

                     

                    70代男性 2020年1月28日(土用中)ご来店

                     

                    年末の外での作業で体調を崩され、お正月はずっと寝ていた

                     

                    2020年1月4日病院へかかり、インフルエンザと診断され薬を服用

                     

                    大腸ポリープの手術の予定日が1月10日で、体調が万全ではないが数ヶ月からの予約のため変更することが難しくしょうがなく切ってもらったが、その後からずっとお腹が痛い

                     

                    食欲はあるが、食後なんかお腹がスッキリしない、不安感もあり

                     

                    時々逆流性食道炎のように胃酸が上に上がってくる感じがする(吐きはしない)

                     

                    痰のように出したい物がある、出しても唾のようなものしか出ない、時々咳が出る

                     

                    背中のゾクゾクや、手足の冷え、下半身の冷えの自覚は無い

                     

                    奥様から見ると、厚着して寒そうにしている、寒がりになったように感じる

                     

                    厚着をしているせいか動くとカッーと熱くなって汗をかく、そしてシャツを着替えることもある

                     

                     

                    こういう症状・状態を良くする漢方薬が欲しいとのご相談でした。

                     

                     

                     

                    さて、状態を考えてみますと、年末からの冷え(外寒)と、インフルエンザで病み上がりの所、手術をしてしまったことが原因となり、お腹を中心として体の芯が冷え、不安感や胃腸の症状、咽(のど)の通りも悪くなり、咳や痰、逆流性、カッーと上せるような症状が出てきております。

                     

                    胃とお腹はつながっておりますから、胃の働きを益して渇きを潤して、お腹から咽(のど)の方まで通りを良くして不安感やのぼせを治し、冷えを追い払うだけの体内の熱やエネルギーが少ないので、そこを温める漢方薬が必要です。

                     

                    附子粳米湯(ぶしこうべいとう)を1週間分お渡し致しました。

                     

                     

                     

                    2月10日 奥様がご来店され、7日分を14日くらいで服用していたみたいでした。

                    「漢方服用後体調が良く、漢方薬を服用している時はお腹のことなど何も言わなくなったが、漢方薬が切れるとまたお腹のことを言い出したので、また同じものを下さい。」とおっしゃられました。

                     

                    詳しくお聞きすると、体の芯の冷えも、痰も、逆流性も、不安感やモヤモヤ感も良くなったみたいでした。

                     

                     

                     

                    体が弱っている時に、手術やその上に無理を重ねると、体は想像以上にダメージを受けます。

                    そうすることでその人自身の弱い所に症状が出やすくなり、治りにくい病が作られてしまいます。

                     

                    今年は金運太過です。エネルギーが偏りやすい年なので、十分に体調管理にはお気をつけ下さい。

                     

                     

                     

                     

                     

                    ≪≪ 附則 ≫≫

                     

                    もう少し詳しく 漢方の教科書 傷寒論(しょうかんろん)金匱要略(きんきようりゃく)に添った説明をしてほしいとのお声も一部の方々から頂いておりますので、以下に書かせて頂きます。

                     

                     

                    年末からの冷え(外寒)と、インフルエンザで病み上がりの所、手術をしてしまったことが原因となり病を起こしているため、傷寒論 「差後労復病(さごろうふくびょう)」という病み上がりにスッキリしない、治った後のぶり返しの病の所を考えてみますと、竹葉石膏湯(ちくようせっこうとう)という処方がございます。

                     

                    これは麦門冬湯(ばくもんどうとう)の大棗を竹の葉っぱと石膏に替えたような処方です。

                     

                    麦門冬湯は玉凾経(ぎょくかんけい)という本に「病後労複麦門冬湯之を主る」と書かれていますので、つまり体力の弱りから病の後なかなか治らず、再発ぶり返しを治すときにも使われる処方になります。

                     

                     

                    そして、この人の病の中心はお腹にありますので、金匱要略の「腹満寒疝宿食病(ふくまんかんせんしゅくしょくびょう)」を考えました。そこに附子粳米湯が載っております。

                    「腹中寒気(かんき)雷鳴(らいめい)切痛(せっつう) 胸脇逆満(きょうきょうぎゃくまん) 嘔吐(おうと) 附子粳米湯主之」

                    簡単に解説いたしますと、お腹に寒気が入り込み、雷鳴のようにゴロゴロとなりお腹の調子が悪くなり、切るような痛みが出たり、上に気が上り、胸や脇の辺りが満ちてきたり張った、ひどいと嘔吐する、こういう状態には附子粳米湯が良い、ということになります。

                     

                    麦門冬湯から、麦門冬と人参を取って、附子を入れたような処方になります。

                     

                     

                    麦門冬湯は、金匱要略 肺痿肺癰咳嗽上気病(はいいはいようがいそうじょうきびょう))にも載っています。

                    「大逆上気(たいぎゃくじょうき) 咽喉不利(いんこうふり) 逆を止め 気を下す者 麦門冬湯 主之 」

                     

                    この方は気が上に上っています。附子粳米湯にも上への気の上りがあります。麦門冬湯にもあります。麦門冬湯の咽喉不利の元は脾胃(ひい)にあります。附子粳米湯はその元はお腹です。そして附子が入ることで、表を実し、陽気を益して、津液を保つ働きが必要な方に使います。この人の痰や逆流性、カッーと汗が出るような上せる感じがあり、胸の辺りがざわざわ落ち着かず不安感のような症状を、大逆上気や胸脇逆満としてとりました。

                     

                     

                     

                    差後労復病と腹満寒疝病、大逆上気と咽喉不利、胸脇逆満、そして陽気不足を補う附子を使いたい、となれば、附子粳米湯の処方が出て参りました。

                     

                     

                     

                     

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                    | 漢方 | 12:51 | comments(0) | - |
                    2月4日から春に入ります    〜 春の養生法 〜
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                      暦の上では、2月4日より春になりました。

                       

                      2020年2月4日〜4月15日までが春になります。(4月16日〜5月4日までは春の土用になります)

                       

                       

                      春は冬眠していた動物は目を覚まし、山の雪は溶け出し、木々も芽を出し始めます。

                       

                      春は生命が生まれ育ち、活動が始まる季節です。人も自然の流れに沿って、冬に溜め込んできたものが芽吹いて表に出てきやすい時期です。

                       

                      「内臓の鏡」と言われる皮膚に、冬に溜め込んできた食生活のトラブルが皮膚のトラブル(かゆみ・乾燥・吹き出もの・湿疹)となって出やすくなります。

                       

                      また冬は春に向けて静かに溜め込む時期ですので、冬に無理して体に負担をかけていた方は、春に疲れや眠気、イライラ、うつなど体調不良として症状が出てきやすくなります。

                       

                      漢方では「春の時期は肝が旺(おう)する期節」と言います。

                       

                      春は肝臓が頑張っている季節になります。肝臓や筋肉、目、自律神経、胃腸に無理のかかりやすい季節になります。

                       

                      ●転勤や入学、就職など環境が変わりやすく、ストレス(肝に影響)を受け、気持ちの乱れや不眠がでやすい時期

                       

                      ●筋肉(肝)の疲れ、だるさ、歯ぐきの痛み・こむら返り・ひきつり・眠気が出やすい時期

                       

                      ●目(肝)の弱りが出やすい時期(疲れ目、ものもらい、なみだ目、アレルギーなど)

                       

                      ●膀胱炎(膀胱の春風邪)が出やすい時期

                       

                       

                      花が咲いたり芽が出たり生命が誕生する季節ですから、体温が上がり妊娠しやすい季節とも言われています。ぜひ「コンクレバン」や「レオピン」で肝臓を守り、体の原料や力を貯金していくことが大切です。

                       

                       

                      また土から芽が出るように、人間も体の中のものを芽吹こうとしていますので皮膚の守りが少ないときでもあり、風に当たりすぎると体調を崩しやすい時期です。ちょっと暖かくなってきたからと言って、薄着したり冷たいものを飲んだりしないように、春冷えに気をつけて下さい。そしてお酒を飲みすぎたり、偏食や睡眠不足、ストレスは特に肝臓を弱らせますので、気をつけて下さい。

                       

                       

                       

                      健康や漢方薬のことでお悩みの方はお気軽にツルガ薬局までご相談下さいませ。

                       

                       

                       

                       

                       

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                      | 漢方 | 10:22 | comments(0) | - |
                      2020年 冬の土用に入りました  1月18日から2月3日まで
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                        2020年1月18日から土用に入りました。2月3日の節分までが冬の土用になります。

                         

                         

                        土用の時は、土の気が旺(おう)していて力をもち、内臓では膵臓(すいぞう)や胃腸が頑張る季節になっております。

                         

                        胃腸を弱らせないように気をつける事、体の土台が弱るような過労やストレス過多、睡眠不足などには気をつけて下さい。

                         

                        土台が力を持つということは、逆に言えば動きやすく不安定にもなりやすい季節とも言えます。

                         

                        土用の時期の手術やケガ、病気は治りにくく、悪化もしやすいと言われております。

                         

                        抜歯などの予定も土用の時期は避けるようにしましょう。(参考記事:土用中の手術・治療は要注意!)

                         

                         

                        また土用中は、胃が力を持つことで腎や膀胱、骨や腰、膝、下半身等の働きが抑えられやすくなりますので、お辛い症状がございましたら、お気軽にツルガ薬局までご相談下さいませ。

                         

                         

                        土用の時は胃腸が弱らないように、甘い物の取り過ぎに気をつけましょう♪

                         

                         

                         

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                        | 漢方 | 11:35 | comments(0) | - |
                        2020年(令和2年)は金運太過(きんうんたいか)の年    〜 2020年の運気 病気のなりやすさ、予防・養生 〜
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                          来年(2020年)の運気についてのお問い合せ、多数の方から頂きましてありがとうございます。お待たせいたしました、ようやく書くことが出来ました。また何か分からないことがございましたら、お気軽にツルガ薬局 松原店 田邉宗久までお問い合せ下さい♪

                           

                           

                           

                           

                          私たちの体は季節ごとに変化していることはご存知のことと思います。春は肝、夏は心、土用は脾(ひ:すい臓のこと)、秋は肺冬は腎の働きが高まります。

                           

                           

                          これとは別に、その年の運気というものがあります。1年を通しての影響です。2019年は土運不及(どうんふきゅう)の年でした。2020年は金運太過(きんうんたいか)の年になります。

                           

                           

                          金運太過の年は、金を表す「肺や気管支などの呼吸器系、大腸、鼻や皮膚、アレルギー、辛味、気、燥、西、秋、白、声、憂(うれ)い、悲しみ、哭(泣きさけび)の感情など」の働きが高まる、力が偏り過ぎる、オーバーになって無理がかかりやすい年になります。

                           

                           

                          また、道徳性・倫理性の重要さが際立って強くなり、慈しみや労わり、愛情や思いやりの精神が弱まりやすい年でもあります。

                           

                           

                          そして金運太過の年は、エネルギーが偏りやすくなります。そのため自然界や社会情勢、経済、仕事、収入や支出、健康や病気、体調や気持ちの上がり下がり、変動が激しくなると思われます。常に慎重に、何事も過ぎないように、早めの準備・対策を意識しましょう。

                           

                           

                          肺や大腸系に無理がかかりやすくなりますから、呼吸器系の疾患や咳、喘息、肺炎、感染症、大腸ポリープや大腸ガン、痔、蓄膿、副鼻腔炎、アレルギー、鼻炎、鼻茸、湿疹やおでき、蕁麻疹、お肌の様々なトラブルが出やすくなると考えられます。特に空気が燥きやすく、エネルギーの強い年なので、感染症や伝染病、風邪やインフルエンザなどの流行・重症化には注意しなければなりません。

                          痩せているいる人、色白の人、少食の人、体力が低下している人、冷えやすい人、胃腸が弱い人、便秘や下痢になりやすい人、病人・病後・ご年配の人は、肺炎にならないように普段から体力を高めていきましょう。

                           

                           

                           

                          体の働きはお互いにバランスを取り合っていますので、肺・大腸系に力が偏ることで、「肝臓や胆のう、目、筋肉、下腹、胸脇部の横隔膜近辺、耳、爪、自律神経系の働き」が抑えられやすくなります。疲れや痛み・コリが現れやすく、血の弱りからくる病(ガン・リウマチ・白血病・膠原病など)も昨年から引き続き現れやすくなると思われます。今まで以上に肉や魚、大豆や卵のようなタンパク質を日々バランスよくきちんと食べてアミノ酸が不足しないように意識していきましょう。

                           

                           

                           

                          肺・大腸系に力が偏りやすくなるため、受けきれない分は腎・膀胱系に流れやすくなります。その影響で、水はけが悪くなり水の症状、例えばめまいや耳鳴り、むくみ、喘息、頻尿や尿漏れ、腎臓・膀胱などの泌尿器関連、前立腺・精巣や子宮・卵巣、下半身、骨、精力などにもトラブルが出やすくなります。甘い物やお菓子の取り過ぎに注意して、血や心臓が弱らないように体力の底上げをしていきましょう。

                           

                           

                           

                          精神的には金運である「憂(うれ)い、悲しみ、哭(泣きさけび)」の感情が顕著になりやすく、肝の怒りや焦り、腎の不安や驚き恐怖感も付随しやすくなります。肉体と精神の元は一つです。どうしても辛い時には、ツルガ薬局までご相談下さい。

                           

                           

                           

                          「久臥(きゅうが)気を傷(やぶ)り肺を労(つから)す」といい、長く横になっていたり、運動不足、汗をかかない生活習慣は金運である肺を弱らせることにつながります。無理になり過ぎない範囲で適度に汗をかく習慣は良いことです。運動でもやり過ぎたり、無理のし過ぎ(過労や睡眠不足)、長距離移動は、金運太過の影響で弱っている肝をさらに弱らせることになりますから注意して下さい。

                           

                           

                          食べ物としては、ピリッと辛い刺激物や熱性の強い飲食物(例えば、あられやもちなど)、金運の「白」に分類されるヨーグルト、チーズ、牛乳、パン、砂糖などは取り過ぎにより例年以上に影響が出やすいと考えられます。気をつけていきましょう。

                          反対に旬のお野菜などに含まれる自然の苦味は意識して取り入れ、お米やイモ類、大豆やお魚などバランスよく食べるように心がけていきましょう。

                           

                           

                           

                          金運太過の年で、1年の中で最も注意が必要になる時期は秋になります。太過で力が偏り過ぎているのに、その上さらに頑張って働かないといけない時期に当たりますので、2020年8月7日から10月19日、それに加え10月20日から11月6日までの秋の土用(どよう)の頃は十分に体調管理にお気をつけ下さい。

                           

                           

                           

                           

                          一昨年、昨年の影響で血と土台が弱っていますので、その上に金運太過の影響が重なってくると、筋肉の病(リウマチや線維筋痛症や痛み、こり、ひきつりの病など)が増え、体は重く内臓も垂れ下がり、痛みが出やすくなります。免疫異常の状態や、風邪や肺炎、インフルエンザなどの感染症、アレルギーや鼻症状も悪化しやすくなると思われます。冷たい物の取り過ぎや皮膚が冷えないように、とにかく無理をしないようにして下さい。日々の体力づくり、体調管理が大切です。

                           

                           

                           

                           

                          2020年もどうか皆様が、元気で幸せな方向へ進んでいけますように(/ω\)

                           

                           

                           

                           

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                          | 漢方 | 12:42 | comments(0) | - |
                          寝れない程のしゃっくり  〜 老人ホーム入所者の方 〜
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                            2019年9月19日 老人ホームの施設の看護師さんからお電話でご相談がありました。

                             

                             

                            内容は、入所されている67歳のある患者さんが、昨夜からしゃっくりがひどくて夜も眠れないほど激しいため、担当医に相談するも「眠れない程のしゃっくりを止める薬はない」と言って何も出してくれないらしく、看護している者からしても何とかしてあげたいので、何かお薬はありませんか?とのことでした。

                             

                             

                            ここで何度も書いておりますが、漢方薬というのは症状が同じであっても、その人の原因と体質と状態によって処方が変わります。漢方薬に限ったことではありませんが、状態を捉えてこそ適切なお薬を出すことが出来ます。更にご本人様とは一度もお会いしたことがありません。

                             

                            しかし、大変お世話になっている施設の方ですし、何よりも患者さんが辛そうで何とかしてあげたいというお気持ちは分かりましたので、私でできることがあればと思い、お薬をお出しすることに決めました。

                             

                             

                            11種類の薬(血圧薬、糖尿病薬、血栓予防薬、胃腸薬、睡眠薬、抗うつ薬)を服用されていることを把握した上で、必要最小限で問診させて頂きました。

                            ・下痢 →なし

                            ・手足の冷え →今は微熱37℃ちょっとあるので温かい(普段は冷たくなりやすいのかも…)

                            ・食欲 →少ないわけではない

                            ・みぞおちの痞え →本人でないため分からず

                            ・トイレの回数 → 本人でないため分からず

                             

                             

                            さて、しゃっくりの原因は色々とありますが、多いのは胃の冷えです。冷えがあるなら、もちろん熱からもしゃっくりは出ます。胃熱からのしゃっくりもあれば、横隔膜近辺の気のこもりからくるしゃっくりもあります(傷寒論・金匱要略に記載されております)。

                             

                             

                            この人の原因・状態を考えていくと、この時期まだ日中は暑い時もありますが、朝晩と肌寒く感じる日も増えてきました。人間は外気の冷えを皮膚で感じ、皮膚の守りが弱いと風邪をひきます。皮膚が冷えそうになると、足りなくなってくる熱を胃の陽気(熱エネルギー)から補います。その結果、この方の場合は皮膚が冷えて風邪のように微熱が出て、胃も弱り冷えてしゃっくりが出てきたのではないか、と考えました。冷やすことや、下すことは攻めることになりますが、温めたり補うことは守ることにもなります。まずは守ってあげることが大切ですから、皮膚と胃を温める漢方薬を3日分処方させて頂きました。

                             

                             

                            9月22日 他の入所者さんのお薬を配達にお伺いした時に、

                            「翌日に38〜39℃と熱が高くなりましたが、しゃっくりもすぐ止まり、もう熱も平熱に治まりました。ありがとうございました。」

                            と喜びの御報告を頂けました。

                             

                             

                            漢方薬を服用して翌日に熱が高まったのは、免疫力を高めて早く治そうとする生体防御反応です。

                             

                            ご年配の方だけではなく、お子様にもこういった胃の弱りからくる熱、風邪が多いため、この漢方薬をよく使います。

                             

                             

                            漢方薬は、とにかくその人の自然治癒力、自分で治していく力がきちんと働けるようにサポートしていくお薬ですね、今回の件で改めて再確認できました。

                             

                             

                            もし何かお困りの症状がございましたら、ツルガ薬局までお気軽にどうぞ(/ω\)

                             

                             

                            ツルガ薬局公式ホームページへ!健康情報や漢方症例などが見れます!

                             

                             

                             

                             

                             

                             

                             

                             

                             

                             

                            | 漢方 | 12:13 | comments(0) | - |
                            2019年11月8日から冬に入ります  〜 冬の体の働き方・注意点 〜
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                              118日は立冬となり、ここからは冬になります。

                               

                               

                              冬は腎・膀胱系の働きが強まる期節になります!

                               

                              腎膀胱系とは、『腎臓・膀胱・泌尿器関連、前立腺や卵巣子宮をはじめとし、骨や歯等の骨格、関節軟骨、腰・膝などの下半身、脳や甲状腺、精力・妊娠、やる気・根気、不安・恐怖心、水分調節や潤い、老化などに関連した働き』を指します。これらの場所が頑張るために必要な力や準備が整っていない人は、様々な症状や病気が出やすくなりますので注意しなければいけません。

                               

                               

                              ■心筋梗塞・脳梗塞・高血圧に注意!

                              人の体は冬に腎系の働きを高める必要があるため(上記)、バランス的に『脳・心臓・血管・脈・血液循環』が弱まりやすくなります。高血圧や糖尿病などの生活習慣病をお持ちの方、血栓予防や心臓などの循環器系のお薬を服用しておられる方も注意していく必要があります。

                               

                               

                               

                              冬は、味の濃い物、特に塩辛い物の取り過ぎには注意して下さい。体内に熱のこもりやすい時期になりますから、海藻類や野菜、キノコ類などをバランスよく食べていきましょう。また胃と下半身を冷やさないように、長く携帯やパソコンなどを見て目を酷使し過ぎないように気をつけて下さい♪

                               

                               

                               

                               

                              ツルガ薬局公式ホームページへ!健康情報や漢方症例などが見れます!

                               

                               

                              | 漢方 | 10:09 | comments(0) | - |
                              秋の土用に入ります  〜 2019年10月21日〜11月7日まで 〜
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                                2019年の秋の土用は、10月21日から11月7日までとなります。

                                 

                                 

                                土用の時は、土の気が旺(おう)していて力をもち、体の土台・地面に当たる部分が動きやすくなっておりますので、今まで病状が安定している方でも症状が悪化しやすかったり、不安定になりやすい季節になります。またバランス的に腎・膀胱系の働きが抑えられやすい季節にもなりますので、特に腎臓が弱い方ご注意下さい。手術や、歯を抜いたり、体に負担がかかるような検査は極力避けるようにして下さい。

                                 

                                 

                                一般的に土用は体の水はけが悪くなりますが、秋の土用は冷えや熱の寒熱症状が特に出やすくなります。胃を中心にした消化器系が頑張る時ですから、食欲が増す人もいらっしゃると思いますが、胃に負担をかけないように腹八分目、よく噛んで、冷えた物や甘い物の取り過ぎには気をつけるようにしましょう。

                                 

                                また、この時期は特に長い立ち仕事をしている方や、マイナス思考や不安や恐怖、悲しみ想う感情があまりに強いと、骨や腎に無理がかかり、腰から下の症状が出やすくなります。下半身を冷やさないように、体も心も無理し過ぎないように気をつけて下さい。

                                 

                                 

                                 

                                もし体調崩されてしまったときには、ツルガ薬局までお気軽にご相談下さいませ。

                                 

                                 

                                 

                                ツルガ薬局公式ホームページへ!健康情報や漢方症例などが見れます!

                                 

                                 

                                 

                                 

                                | 漢方 | 15:14 | comments(0) | - |
                                漢方薬って長く飲まないと効かないと思っていませんか・・・!? そんなことはございません!♪
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                                  初めてのお客様からは、「漢方薬って長く飲まないと効かないんですよね?」と店頭でよく尋ねられます。

                                   

                                  結論を申しますと、漢方薬は1回飲めば1回分の効果は出ます。

                                  病が浅い場合は、すぐ治ります。

                                  病が深い場合、長年の原因がある場合は、その人自身が治していきますからそれなりに必要な時間はかかるでしょうが、効果的には実感を別にすれば、すぐに効いているのです。本当に実感しやすい人は1回、1日でも分かります。

                                   

                                   

                                   

                                  最近の症例を一つご紹介させて頂きます。

                                   

                                   

                                  42歳女性(8歳の子供1人) 痩せ型

                                   

                                  2019年(土運不及)99日御来店

                                   

                                  <主訴>

                                  今年の8月終わりから疲れがどっと出て体調すぐれない(3年くらい前から少し買物してもしんどく休みたくなるほど)。不安感、動悸あり(体つかれると特に不安感動悸感じる)、恐怖感から体こわばることもあり。胸がざわざわして落ち着かない(緊張した状態、生理前に多い、自分では更年期症状かと思っている)。

                                   

                                  <その他の情報>

                                  3年前の同時期にも初めてこのような症状になり数ヶ月悩まされた。(この時は徐々に回復できた)

                                  5年前に乳がんになる、今年の8月の初めにもしこり(良性)が見つかり手術

                                   

                                  <状態>

                                  血圧(10090/60

                                  痩せ型

                                  首筋のこり(クーラーなど風が当たると特に)、食欲不振(疲れ感じると全く食べたくない)、腰痛、冷え性(体冷やさないように注意されている)

                                  生理周期:2324日 3日目から出血量少量で45日で終わる感じ(昔は量も多く1週間ほどあった)

                                  緊張すると脇汗、手汗あり

                                  よく眠れる、頭汗なし、口渇なし、口乾なし

                                   

                                   

                                  <考察>

                                  食事のバランスや水分摂取もそこまで悪くなく、冷えに対する養生もきっちりされている方でした。ただ血虚(けっきょ:血の弱り)があり、ご自身でも出産後からの体力低下も感じるようでした。生理周期の短さ、出血量、そして疲れ方も、買い物でも休みたくなるほどですから、血虚を通り越して亡血(ぼうけつ:血が亡くなるほど弱った状態)までいっていると感じました。人は大病後やひどく疲れることで、体の土台である脾胃(ひい:すい臓・胃を中心とする消化器系)が弱ります。この脾胃を養っているのは血と陽気(熱エネルギー)です。この方は疲れると、動悸やざわざわ感、精神的にも緊張や不安を感じやすくなっております。血からくる精神不安です。血が弱く、体の土台まで弱っていて、日常生活の行動でさえも負担になるほどの状態ですから、亡血を補う漢方薬(血に陽気を入れる)2週間分とコンクレバン3本(130L12回)をお勧め致しました。

                                   

                                  ※コンクレバンの役割

                                  コンクレバンは血の原料、体の原料であり、食事のバランスは悪くないものの量が足りていない習慣が続き今の血の弱った状態になったと考えられますから、日々の食事で足りていない体の栄養・原料を少しでもコンクレバンで補う必要があります。

                                   

                                   

                                   

                                  <経過>

                                  2019924日御来店

                                   

                                  体の疲れ、だるさ、大変楽になり、動けるようになった

                                  首筋のコリも楽になり、動悸・不安感も減った

                                  食事量も以前は少量しか食べられなかったが、食べられる量が増えてきた

                                  (→これは血の陽気が胃に回る、つまり胃の陽気が増えたためであろうと考えられます)

                                   

                                  非常に体調が良いので同じものを1カ月分下さい、と言って下さりました。

                                   

                                  今ちょうど生理前(明日くらい始まるくらい)でザワザワ感は今日感じる、とのことでしたので、生理前は子宮に血が集まりますか、子宮は血室(けっしつ:血が集まる部屋)であり、血虚や亡血がある方でも、血の熱の寄りが影響して様々な症状が出ます。ですので、漢方薬は少し加減させて頂き、生理に絡む精神不安症状や胸のザワザワ感が楽になるような漢方薬を追加させて頂きました。

                                   

                                  漢方薬 1ヶ月分、コンクレバン 3本をご購入いただきました。 現在も続服中です。

                                   

                                   

                                   

                                  この方は2週間でも今までの体の状態との違いをはっきり感じていらっしゃいます。漢方薬の効き目は、とても自然的で無理やりなことはせず、その人自身が治していく中で早く治りやすいように自然治癒力を手助けしてくれる役割があります。

                                   

                                   

                                   

                                  もしなかなか治ってこない症状でお困りの方は、ツルガ薬局で一度漢方専門相談をしてみませんか?

                                   

                                   

                                   

                                  ツルガ薬局公式ホームページへ!健康情報や漢方症例などが見れます!

                                   

                                   

                                   

                                   

                                   

                                   

                                  | 漢方 | 13:35 | comments(0) | - |
                                  背中の痛み
                                  0

                                     

                                    今回も症例を書かせて頂きます。

                                     

                                    2019年8月16日

                                     

                                    2日程前から背中(少し左側、胃の後ろ辺り)がギュッと差し込むように痛いという50代の女性

                                     

                                     

                                    空腹時になると背中の痛みが強くなるような気がする、何か食べると少しマシになる気もするが、食後だから起きないという訳ではなく、朝から晩まで1日中不規則的に起こる(立っていても座っていても、クーラーでも変化なし)

                                     

                                    痛くなるとその背中の箇所を手で押さえると少し楽になる感じあり

                                     

                                    胃の症状はなし、口渇なし、舌は渇きなし・苔なし、大小便にも変化なくそれ以外の気になるところも無し

                                     

                                    本日で3日目だが良くなっている気配なし

                                     

                                    ご自身で思い当たることは、ここ最近確かに冷たい物は多かったかもしれない(冷たい飲料水、スイカなど)というくらい

                                     

                                     

                                     

                                    さて考察するに、この人は以前に三物黄芩湯(さんもつおうごんとう)で手の痺れが治った方です。

                                     

                                    三物黄芩湯は、血虚(けっきょ:血の弱り)して血に熱を持ち、そのため肝に熱を持った状態を治す処方です。つまり血や肝に熱を持ちやすい体質であることが分かります。

                                     

                                    暦は立秋を過ぎ秋に入っております。秋は「肝」の働きが抑えられやすい期節になります。血を蔵(ぞう)する肝が抑えられれば、この方の場合であれば血にも熱を持つようになります。

                                     

                                     

                                    背中の痛みはいったいどこから来ているのか、ちょうど胃の後ろ側ですから、空腹時や食後の微妙な変化も考慮しても恐らく胃がもとになっていると思われます。金匱要略(きんきようりゃく)の「胸痺心痛短気病(きょうひしんつうたんきびょう)」の背痛も、元は胃の虚(きょ:弱り)があり、体の虚、上焦(じょうしょう:肺や心臓の位置)の陽気不足が原因で起こるとされています。

                                     

                                    この方は「冷たい物を取ることが続いた」とおっしゃっておられますから、胃を冷やして弱らして、それが胸痺(きょうひ:胸中の活気・陽気が不足して痛み痺れる病)となり背痛に出ていると考えました。

                                     

                                     

                                    元となっている冷えを取らなければいけませんから、温める漢方薬を2回分(店頭で一回服用してもらい、今日の寝る前にもう1回服用)、偏った血の熱を冷まし、肝や背中の筋肉のコリをとり、気血の巡りをよくする漢方薬を2日分(今日は夕食前1包、明日から1日3回で服用)処方致しました。

                                     

                                     

                                     

                                     

                                     

                                    8月17日 夕方ご来店

                                     

                                    「今日は朝ご飯の前に1包服用しただけですが、3日間毎日数時間おきにずっと起こっていた背痛が、今日は一回も起こっていません。」

                                    とご報告頂きました。半日くらいで治っちゃったんですね、良かったです。

                                     

                                     

                                     

                                     

                                    先月から今月にかけて「背痛」を訴えるお客様が増えております。

                                     

                                    クーラーや冷たい物、水分摂取の影響を受けて胃が弱っている人も多く見受けられます。

                                     

                                     

                                    あえて寝る前には温かい物を取るなど、体を冷やし過ぎないように気をつけて下さい(*ノωノ)

                                     

                                     

                                    症状が出てお困りの方はツルガ薬局までお気軽にご相談下さい(/ω\)

                                     

                                     

                                     

                                     

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                                    | 漢方 | 10:58 | comments(0) | - |
                                    声がかすれる、イボ痔、膀胱炎、大量の汗
                                    0

                                      今日は、症例をご紹介させて頂きます。

                                       

                                       

                                       

                                      2019年(土運不及)7月23日 ご相談 40代女性

                                       

                                      数日前から持病のイボ痔が再発、生理も重なり、膀胱炎になりそうな感じもあり(痛いわけではない)、夕方くらいになると声がかすれて出にくくなる(手足の冷えはなし)

                                       

                                      このような症状でのご相談でした。

                                       

                                      病の原因が大切ですから、思い当たることをお聞きすると、「母の介護で、お風呂に入れて汗だくになって疲れ、体も冷えたかもしれません。無理になっていたのかなぁ・・」とのことでした。

                                       

                                      生理が重なり、労があるので「当帰建中湯加阿膠地黄(とうきけんちゅうとうかあきょうじおう)」をお出し致しました。

                                      生理での血虚(けっきょ:血の弱り)と労(つかれ)を取る目的でこの処方に決めました。

                                      この方は、今までも何回か漢方薬を作らせて頂いている方で、当帰建中湯もよく合う方です。

                                       

                                       

                                       

                                      その日の夕方再来店され、飲んでまだ実感がそこまで出ておらず、夕方に入り少しのどの声が出にくく、かすれるような感じも出てきた、とのことでした。

                                       

                                       

                                       

                                      五行(ごぎょう)で五役(ごやく)と言い、「声を主(つかさど)る」のは肺とされています。肺は気を蔵(ぞう)している場所です。声は陽気(元気・熱エネルギー)そのものですから、体の土台である脾胃(ひい)を補うことに加え、肺と血の陽気を補わないといけない状態まで弱ってしまっています。こういう方は、「過労亡血湯(かろうぼうけつとう)」が必要です。過労亡血湯を追加でお渡しし、店頭で1回すぐに服用して頂き、今日の寝る前にもう一度服用するようにご説明させて頂きました。当帰建中湯加阿膠地黄を1日2回、過労亡血湯を1日2回で服用するようにして頂きました。

                                       

                                       

                                       

                                       

                                      7月25日

                                      体も楽になり、声も出るようになり、痔も治まり、膀胱炎も大丈夫になったとご報告頂きました。

                                       

                                      このご報告の後に1つご質問されたことがあります。

                                       

                                      「実はこの漢方薬を飲み出してから、変わったことがあるのですが・・・。今まで食事を食べる時におでこや頭から流れるほどたくさんの汗が出ていました。座っている座布団も汗で濡れてしまうほど、自分でも異常じゃないかと思うほど汗が出ていました。クーラーをしないと食事を食べられないほどでした。しかし、この漢方薬を飲んでから、食事中の異常な汗が出なくなりました。なぜなんでしょうか・・・」

                                       

                                       

                                      なぜ異常な汗が治ったのか、私はこの方に「尿の出が良くなったのではないですか?」とお聞きいたしました。

                                       

                                      確かに今までよりももっと出るようになりました、とのことでした。

                                       

                                       

                                      疲れによって陽気が不足したことと、脾胃(ひい)の弱りが重なって尿の出が悪くなっていたのです。

                                       

                                      漢方薬たった2日分ですが、不足が補われ、弱りが回復されたことで、自分で正常にきちんと小便で体内の水分を出し切れるようになったのです。

                                       

                                       

                                      体の中で、頭、特におでこは陽気の盛んなところで気が発散されやすい場所です。気(陽気)が発散するときに、陰(いん)である水も汗として出やすくなります。水分が停滞すれば、少しでも体の出しやすい場所から、出しやすいタイミングで出るのはごく自然・当然のことです。食事中は胃に食べ物が入りますから、熱エネルギーが胃で作られ、その熱に蒸されて、出やすいおでこや頭から汗が出るのでしょう。座布団が濡れるほど、ですからこの方の水分の停滞の位置は下半身に多いのではないかと思います。一般的に下半身の水は小便で出しやすいため、漢方を服用してから尿量が増えたというのがその証拠です。

                                       

                                       

                                      このように漢方薬で気を補って、その人自身で整いやすい状態を作っていくことは、その人自身も気づいていない症状の改善にも繋がっていくことが数多くあります。

                                       

                                       

                                      つらい症状や病気でお悩みの方、お気軽にツルガ薬局までご相談下さい。

                                       

                                       

                                       

                                       

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                                      | 漢方 | 10:00 | comments(0) | - |
                                      秋の養生法 (2019年8月8日から秋に入ります)
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                                        2019年8月8日は立秋になります。暦的には秋に入ります。

                                         

                                         

                                        秋は、肺・大腸・鼻・皮膚などが力を持って頑張る期節になります。

                                         

                                        ここが力を持って頑張るためには、肝や胆のう、筋肉や自律神経などの力を必要とします。

                                         

                                        脾胃(ひい:すい臓や胃)の消化器系の力も必要になります。

                                         

                                         

                                        肝や脾胃の力を借りて、秋の肺はしっかりと頑張れるようになっています。

                                         

                                         

                                         

                                        この時期気をつけて頂きたいこととして、

                                         

                                        /緤の取り過ぎや冷たい物で胃腸を弱らし、脾胃の力が弱らないように気をつけましょう。

                                         

                                        ▲織鵐僖質(肉や魚、卵、大豆類など)をしっかり食べて、血が弱らないようにしましょう。特に貧血の方、女性だと生理後、出産後、授乳中、手術後、夏バテからくる欠食や偏食、胃酸分泌を抑えるお薬を服用されておられる方などは、血となるタンパク質・アミノ酸が不足する恐れがあります。しっかり補っていきましょう。

                                         

                                        今までの夏の時期と同じような感覚でクーラーをかけ過ぎると、皮膚が冷え、その元である肺も弱ってきてしまいます。クーラー病に気をつけていきましょう。

                                         

                                         

                                         

                                        また最近、帯状疱疹、痛風、坐骨神経痛のご相談が増えております。

                                        ご注意ください。

                                         

                                         

                                         

                                        8月8日〜10月20日まで秋になります。

                                         

                                        肺の陽気がしっかりと養われ収まるように、養生していきましょう。

                                         

                                         

                                         

                                        漢方薬や養生法、健康のご相談は、お気軽にツルガ薬局までご相談下さい(/ω\)

                                         

                                         

                                         

                                        ツルガ薬局公式ホームページへ!健康情報や漢方症例などが見れます!

                                         

                                         

                                        | 漢方 | 10:33 | comments(0) | - |
                                        唇の水膨れ 風邪様症状
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                                          今日は症例をご紹介致します。

                                           

                                           

                                          2019年(土運不及)6月27日

                                          下唇に水ぶくれの袋が生じて、何か塗り薬が欲しいとご来店された20代男性。

                                           

                                          よく日に焼けておられ、体格も良い方です。

                                           

                                          ご様子をお聞きすると、昨日から頭痛、熱っぽさがあり、市販のEVEを服用。のど痛と鼻も少し出る。

                                          寒気も少しあり、喉の渇きも確認するとありとのことでした。

                                           

                                           

                                          最初はヘルペスかと思い、診させて頂いたのですがヘルペスっぽくありません。この水膨れのような腫れは一体なんなのでしょうか。

                                           

                                          漢方を勉強されている先生方の中で、ここでピンと来られる人も多いのではないでしょうか。

                                           

                                          そうです、肉上粟起(にくじょうぞくき)とか結胸(けっきょう)の原理と同じではないかと私は考えました。

                                           

                                           

                                          正常な熱の移動が急に冷やされることで、行き場を失った熱と水が出来物のように腫れてくる「肉上粟起」の原理

                                           

                                          強い熱の塊を一カ所に留めるために体内で冷やす働きを持つ水が熱の周りを取り囲む「結胸」の原理

                                           

                                           

                                          ご本人様にも確認したところ、このような状態になる前に、寝不足と疲れ、無理をなさっていたことが分かりました。

                                           

                                           

                                          外のお仕事で紫外線も当たりよく焼けておられます。焼ければ皮膚や唇は熱を持ちます。冷えた水分もよく飲み体を冷やし、さらに寝不足と疲れにより熱や水の正常なめぐりを低下させ、発散不良にもなります。皮膚や唇の熱を冷ますために体内の水が集まり停滞してしまい水ぶくれが生じたと考えました。熱っぽさ、寒気や鼻の程度、のど痛、口渇、体格や体質などを考慮して越婢加半夏湯(えっぴかはんげとう)を2日分処方致しました。内からの原因ですので、塗り薬はいらない事もご説明させて頂きました。

                                           

                                          もちろん、回復力と免疫力を高める「瑞芝(ずいし)」の服用と養生法はきちんとお伝えさせて頂きました。

                                           

                                           

                                           

                                          7月17日御来店された時に、6月のご様子をお聞きしたところ、「飲んですぐ効きました!スッーと水膨れが引いてすぐ治りました!」とご報告頂きました。

                                           

                                           

                                          やはりきちんと養生して頂きながら漢方薬を服用すると、自然治癒力の回復が早いですね♪

                                          良くなられて安心致しました(*ノωノ)

                                           

                                           

                                          越婢加半夏湯をもっと知りたい、他の症例をご覧になられたい方は、以下からご覧頂けます。

                                          呼吸が入りにくい 越婢加半夏湯

                                          越婢加半夏湯(えっぴかはんげとう) 〜 越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)との違い 〜  

                                          越婢加半夏湯(えっぴかはんげとう) 〜越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)との違い〜

                                           

                                           

                                          どんなお悩み、ご相談でもお気軽にツルガ薬局 松原店までどうぞ(/ω\)

                                           

                                           

                                           

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                                          | 漢方 | 11:14 | comments(0) | - |
                                          夏の土用  〜 2019年7月20日から8月7日まで 〜
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                                            2019年7月20日から8月7日までの18日間は「土用(どよう)」になります。

                                             

                                            一般的に「土用はウナギを食べる!?」ことが有名になっておりますが、実は土用というのは年に4回、季節の変わり目にあって、次に訪れる季節に備え体の土台が頑張って働く季節になります。

                                             

                                             

                                             

                                            ★夏の土用の3大注意点

                                             

                                            胃腸、すい臓に無理をかけない!

                                            土用中は特にすい臓や胃が頑張って働く季節です。暴飲暴食、冷たい物、甘い物、水分の取り過ぎに注意して下さい。

                                             

                                            腎臓、膀胱、骨、脳、尿、腰、膝、子宮などに症状を持っている方は要注意

                                            これらの働きが抑えられやすい季節になります。

                                             

                                            病気が回復しにくくなる恐れあり!

                                             風邪や体調不良、抜歯や手術などの後はいつも以上に注意が必要です。

                                              

                                             

                                            土用中に体調を崩すと症状が激しく治りにくくなります・・・

                                             

                                            例えば、歯茎が腫れて1ヶ月以上、口が開けられない程の状態になってきた43歳女性。3か所の歯科医院で治療するも日に日に悪化してきて、抗生物質や鎮痛剤を服用しても効果なく、困り果ててご来店。土用の時期に絡んでいたため、夜も眠れず、物も食べられないほど激しい状態でしたが、漢方薬などの服用で、1週間程で気にならないくらいまで回復されました。

                                            (この症例のもっと詳しい経過と漢方処方をご覧になりたい方は → ツルガ薬局ブログの「土用中の手術・治療は要注意!」

                                              http://blog.tsurugayakkyoku.com/?eid=91 でご覧頂けます。)

                                             

                                             

                                             

                                            土用の時は、体の土台・地面に当たる部分が不安定になりやすい時です。

                                             

                                            そのため病状が悪化したり、回復しにくくなったり不安感や恐怖感も感じやすくなります。

                                             

                                            また腎・膀胱系の働きが抑えられやすいので、水分代謝異常(むくみやめまい、耳鳴り、尿のトラブル等)も増えてきます。口や歯茎、腰や膝、筋肉などの症状も訴えやすくなります。

                                             

                                             

                                             長い立ち仕事をしている人、クーラーや冷たい物、水分の取り過ぎなどで胃や皮膚を冷やしてしまっている人、甘い物がお好きな人、慣れない運動や作業、過労疲労、食べ過ぎ飲み過ぎ、睡眠不足、ストレスが多い人は特に症状が出やすくなります。

                                             

                                             

                                             

                                             

                                            ご心配なことがありましたら、どんなご相談でも結構です、ツルガ薬局までお気軽にご相談下さいませ。

                                             

                                             

                                             

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                                            | 漢方 | 18:33 | comments(0) | - |
                                            2019年 5月6日から夏に入りました   
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                                              2019年は5月6日は立夏になり、ここから夏に入りました。

                                               

                                               

                                              夏は「心(しん)が旺(おう)する期節」です。

                                              ここでいう心とは、心臓や血管血液、循環器系、血圧、脈、舌や小腸、精神である神、熱、汗などを総称して表現しております。

                                               

                                               

                                              簡単に言うと、夏は心臓や脈、血管・循環器系が頑張っている期節なので、無理をするとここに熱がこもりやすくなりますよ、ということになります。

                                               

                                              また夏は、バランス的に肺や大腸、皮膚や鼻の働きは抑えつけられやすくなる期節です。ここが弱い方、持病をお持ちの方は特に注意して下さい。2017年、2018年と血の弱る年が続き、さらに昨年は火運太過(かうんたいか)の年で、その上に今年は土運不及(どうんふきゅう)の年ですから、肺、大腸、皮膚や鼻が大変弱っております。風邪や咳、呼吸器系、アレルギー、長引く方や症状が激しい人が多くなっております、十分体調管理お気をつけください。

                                               

                                               

                                              その人に合った夏場の養生法や、食事のバランス、食材がありますので、ご興味のある方はお気軽にツルガ薬局 松原店までご来店くださいませ。

                                               

                                               

                                               

                                               

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                                              | 漢方 | 09:51 | comments(0) | - |
                                              2019年 春の土用
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                                                2019年の春の土用は、4月17日から5月5日までとなります。

                                                 

                                                今年は土運不及の年ですから、特にこの春の土用は要注意です。

                                                 

                                                 

                                                ゴールデンウイーク明けくらいまでは、甘い物や胃腸が弱る水分や食べ物の取り方、体の土台である脾胃(胃を中心にした消化器系)が弱らないように、お体も無理しないように気をつけて下さい。

                                                 

                                                 

                                                 

                                                ツルガ薬局公式ホームページへ!健康情報や漢方症例などが見れます!

                                                 

                                                | 漢方 | 09:33 | comments(0) | - |
                                                2歳の子供の滲出性中耳炎の予防
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                                                  先日ご相談のあった、2歳の子供さんの滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)についてご紹介させて頂きます。

                                                   

                                                   

                                                  お母さんよりご相談いただいたのですが、2歳のお子さんが頻繁に滲出性中耳炎を起こしてしまうようで、2〜3か月後にある手術を控えているため、できる限り体調を崩したくないので、ぜひ漢方薬でいいものがあれば飲ませたいとのことでした。

                                                   

                                                   

                                                  滲出性中耳炎を起こすと、耳鼻科で抗生物質などのお薬が処方されるようで、抗生物質の子供さんに対しての副作用なども気にされておられました。

                                                   

                                                   

                                                  現に抗生物質の過剰摂取の問題として、生物学者のアランナ・コリン氏などは、腸内細菌が乱れ免疫など様々な悪影響が出ていると警鐘をならしております。

                                                   

                                                  例えば、85千人を対象にした試験では、ニキビの治療に抗生物質を長期服用した患者群は、未使用の患者群に比べ上気道感染症(風邪など)に罹患するリスクが2倍高くなり、大学生を対象にした別の試験でも抗生物質治療軍が風邪をひくリスクは4倍高かったという結果が出ています。

                                                   

                                                  また、イギリスで行われた研究では、2歳になるまでに抗生物質を投与した小児は、8歳になるまでに喘息を発症するリスクが2倍近く高くなる結果が出ています。これらは、長期の抗生物質服用によって腸内細菌が殺菌され乱れ、免疫やアレルギー系に影響を及ぼしたのではないかと考えられています。

                                                   

                                                  ただ注意して頂きたいことは、抗生物質全てが悪いわけではなく、安易な抗生物質を使用する習慣は注意しなければいけないということです

                                                   

                                                   

                                                  少し話が脱線してしまいましたが、とにかく滲出性中耳炎にならないように、抗生物質を飲まなくてもいいようにしていきたいということでしたので、どういう時に中耳炎を起こすのか、お聞きしていきました。そうすると、たいてい中耳炎を起こす前に鼻水がたくさん出て風邪気味になってから起こっているということが分かりました。

                                                   

                                                   

                                                  なぜ鼻水が出て風邪をひくのか、その原因となる生活養生法をお伝えし、鼻水の原因の胃の冷えと水をさばき、そして皮膚を温め、その上で耳(腎の働きが反映される場所)も守る作用のある漢方薬を5日分お渡しいたしました。

                                                   

                                                   

                                                   

                                                   

                                                   

                                                   

                                                   

                                                  数週間経ってお会いしたときにご様子をお聞きすると、「鼻水が出始めたときに直ぐに漢方薬を飲むようにしたところ、すぐ治まってくれるため、滲出性中耳炎にはあれ以来なっていません、ありがとうございました!」と感謝のお言葉を頂きました。

                                                   

                                                   

                                                   

                                                  病には必ず原因があります。なぜ起こるのか、どうすれば未然に防げるのか、きちんと状態を捉え、これからの将来・未来を見据えて食事や生活習慣の改善、漢方薬もそこに一緒に添えていただけたらと思います。

                                                   

                                                   

                                                   

                                                  何かお困りの症状がございましたら、お気軽にツルガ薬局 松原店 田邉宗久までどうぞ(/ω\)

                                                   

                                                   

                                                   

                                                   

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                                                  | 漢方 | 17:56 | comments(0) | - |
                                                  140の血圧が105まで下がって安定した  〜 高血圧でもその人により漢方薬は変わる 〜
                                                  0

                                                     

                                                    先日、漢方薬を服用されておられる30代の女性から、「この漢方薬を飲んでいたら、血圧が下がってきて良かった!」とおっしゃって頂きました。

                                                     

                                                     

                                                    今までその人からは血圧が高いということは聞いたことがなかったのですが、詳しくお聞きすると、上の血圧が140〜135くらいだったのが、漢方薬を服用するようになり105くらいに落ち着いた、とのことでした。

                                                     

                                                     

                                                    続いて、この方のお知り合いの方も血圧が高くて困っているので、この漢方薬を飲ませてあげたいのだけど大丈夫かどうか尋ねてこられました。

                                                     

                                                     

                                                     

                                                    まずこの女性が服用されているのは四逆加人参湯(しぎゃくかにんじんとう)です。

                                                     

                                                    この処方は簡単に言えば血に陽気を入れて温める漢方薬です。なぜ血圧が下がったのか、それは体の陽気が衰え血が冷えていたのを温めたからです。人間は血液が熱、酸素、栄養などを全身に運んでいます。血液が冷えて弱れば、酸素や栄養、熱の巡りが悪くなりますから、体は何とか頑張って全身にめぐらそうと圧力を高めていきます。これがこの方の高血圧の原因です。これを四逆加人参湯で温めたことにより、血圧が正常に戻ったのです。

                                                     

                                                     

                                                     

                                                    そうすると、この方のお知り合いの方の高血圧の原因が分からないと、同じ漢方薬が合うかどうかは分かりません。

                                                     

                                                    後日、このお知り合いの方に御来店頂き原因を探っていったところ、こちらの方の高血圧の原因は血の熱でした。血の熱を冷ましてあげる漢方薬の処方で体調が良くなりました。

                                                     

                                                     

                                                    このように同じ高血圧でも、その人の原因と状態で全く漢方薬の処方は違ってきます。ここが西洋医学と違うところです。

                                                     

                                                    その人を診る、その人の根本をつかんで、治りやすい状態に整えていく、自然治癒力を益していく、これが漢方薬の魅力です。

                                                     

                                                     

                                                    病気や健康のことでお悩みの方、お気軽にツルガ薬局 松原店までご相談下さいませ(/ω\)

                                                     

                                                     

                                                     

                                                     

                                                    bnr_hp150.gif

                                                     

                                                     

                                                     

                                                     

                                                     

                                                     

                                                     

                                                     

                                                     

                                                    | 漢方 | 09:47 | comments(0) | - |
                                                    白血病を漢方で考えるとどうなるか・・・
                                                    0

                                                       

                                                      白血病を漢方的に考えるとどうなるのか、数人の方からお問い合わせを頂きましたので、簡単ではありますが書かせて頂きます。

                                                       

                                                       

                                                      まず血液中の血球成分には、赤血球、白血球、血小板があり、これらは全て造血幹細胞(ぞうけつかんさいぼう)から分化(ぶんか)されて作られます。主に赤血球は酸素の運搬、白血球は免疫、血小板は出血を止める働きを担っています。

                                                       

                                                       

                                                      白血病は西洋医学的には、急性骨髄性白血病、慢性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病、慢性リンパ性白血病などの種類はありますが、基本的に未熟で幼若な白血球が異常に増加して、正常な白血球が低下してしまい本来の備わっている免疫機能がきちんと働きにくくなる状態になります。

                                                       

                                                       

                                                      なぜこのような白血病になるのかは、西洋医学的には原因が分からないとされていますが、漢方的な東洋医学的な考えからみていくとまた違った捉え方が出来ます。

                                                       

                                                       

                                                       

                                                      白血病は主に免疫を担う白血球のガンです。正常な力のある白血球が減り、異常な未熟な白血球が増えてしまう状態です。一種の白血球の弱りです。

                                                       

                                                      なぜ白血球が弱るのでしょうか・・・、それは血液自体が弱っているからだと私は思います。

                                                       

                                                      白血球も、赤血球も血小板も、元は1つの細胞(造血幹細胞)です。

                                                       

                                                      人は無理が続く(過労)と、最後には血がやられてしまいます。睡眠不足や、食事の量やバランス、栄養状態、冷えやストレスなど様々な影響が絡み合い、その無理・負担が、最後には血にいくのです。こういうことは漢方の原点の傷寒論(しょうかんろん)や金匱要略(きんきようりゃく)に書いてあります。

                                                       

                                                       

                                                      血を温めるエネルギー、血を元気にするエネルギー、血が本来の働きを正常に行えるエネルギー、これらのエネルギーである陽気が不足してしまうのです。

                                                       

                                                       

                                                      血の元になるのは、陽気であり、食事(穀気)です。食事がきちんと体を養えるものでなければ、その負担は必ず自身に返ってきます。そして栄養素を体に入れても陽気がなければ、体に身に付きません、つまり血に反映されないのです。まずは血に陽気を入れてあげることが、体を回復していくための最初にやるべきことになります。

                                                       

                                                       

                                                      「過ぎれば血にくる」(参考:血の弱りに注意! 〜 ガン・白血病・膠原病・リウマチなど 〜

                                                       

                                                      睡眠不足、ストレス過多、過労、冷やし過ぎ、偏食(お菓子や間食、期限の長い鮮度の悪い物が多い)・・・

                                                       

                                                      続けば必ず体から悲鳴が出てきます。

                                                       

                                                      大きなゆがみが出る前に、日々の食習慣、生活習慣を見直していけるといいですね。

                                                       

                                                       

                                                       

                                                      白血病だけではなく、様々な病でお悩みの方、ツルガ薬局 松原店 田邉宗久までお気軽にご相談下さいませ(/ω\)

                                                       

                                                       

                                                       

                                                       

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                                                      | 漢方 | 10:03 | comments(0) | - |
                                                      おかゆも食べれない程の吐き下し  〜 四逆加人参湯(しぎゃくかにんじんとう)〜
                                                      0

                                                         

                                                        40代の女性の症例です。

                                                         

                                                        急な吐き下しで、もう3日目なのにずっと寝ていて、物もほとんど食べれない状態。

                                                         

                                                        おかゆを二口ほど食べるだけでも吐いてしまう。

                                                         

                                                        旦那さんがご来店され、相談(2019年土運不及 冬の土用中)。

                                                         

                                                         

                                                         

                                                        この方は以前から、体調を崩されるとツルガ薬局にご相談下さり漢方薬をその都度お作りしている方ですので、体質は分かります。

                                                         

                                                         

                                                        もう間違いなく、亡血(ぼうけつ:血の弱りのひどい状態)だと分かりましたので四逆加人参湯(しぎゃくかにんじんとう)をお渡しいたしました。

                                                         

                                                         

                                                        後日、ご報告頂きましたところ、

                                                         

                                                        「帰宅後漢方薬を1包服用し、おかゆが食べれるようになり、翌日には買い物に出かけるまでに回復しました。もうすっかり良くなり大変助かりました。」

                                                         

                                                        と大変喜んで頂きました。

                                                         

                                                         

                                                         

                                                        最近は特に若い女性の方で、血が弱っている人が非常に多く見受けられます。

                                                        ( 参考:血の弱りに注意! 〜 ガン・白血病・膠原病・リウマチなど 〜 の記事 )

                                                         

                                                         

                                                        私たちの体は、血から胃気(いき:胃の働きを主る気)ができ、食べた物を消化吸収して血や肉となる体の原料を体内に残せるようになります。それにより陽気も増えていきます。つまり、血の力が失われてきてしまうと、胃の働き、消化する力、吸収する力、陽気を作って体を温め、活発に動かしていく力が弱ってきてしまうのです。

                                                         

                                                         

                                                         

                                                        ここまで弱ってしまうと、恐らく病院のお薬や他のお薬では、なかなか良くならないと思います。

                                                         

                                                        血に陽気を入れてあげるようなお薬、やはり漢方薬が一番早く効果が出てくることは間違いないことだと思います。

                                                         

                                                         

                                                         

                                                         

                                                        なかなか良くなってこない症状でお困りの方は、お気軽にツルガ薬局までご相談下さいませ。

                                                         

                                                         

                                                         

                                                         

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                                                        | 漢方 | 09:55 | comments(0) | - |
                                                        急な吐き下し    〜 黄ごん湯(おうごんとう) 〜
                                                        0

                                                           

                                                          お恥ずかしい話、今回は私の体験談になります。

                                                           

                                                           

                                                          この間の土曜日、幼馴染の友達と飲みに行きました。

                                                           

                                                           

                                                          1月に入ってから日曜日は東京の勉強会や、休日急患センターなど休みという休みがなかったのですが、翌日は久しぶりの休みということで、つい調子に乗り暴飲暴食してしまいました。

                                                           

                                                          焼き肉屋さんに行ったのですが、消化の悪いミノやホルモンを沢山食べてしまい、夜遅くまで飲み、締めにラーメンも食べて帰宅しました。土運不及(どうんふきゅう)の年で、かつ土用中なのに、胃腸に無理をかける・・・、健康を説く立場のものが、なんと馬鹿なことをしたのでしょうか(笑)

                                                           

                                                           

                                                          案の定、夜中に下痢をして、朝方は身の置き場がないような苦しさと悶えで、胃の中にはまだ昨夜のラーメンやお肉が残っている感じで、胃腸が動いていない感じでした。

                                                           

                                                          気持ち悪くなり吐きました。吐くと少し楽にはなったのですが、未だ胃腸が動いていない感じがあったので、少しでも良くなりたいと漢方薬を考えました。

                                                           

                                                           

                                                          消化の悪い物を食べ過ぎて胃腸に負担がかかり胃腸の動きが止まっている、消化器系には熱がこもっている感じがします。夜中には下痢を1回起こし、吐気あり、口渇は無し、体は芯に熱がこもっていて、体を横にして寝ようにも寝れない、もだえて騒がしい感じがあります。これらのことを踏まえて「黄芩湯(おうごんとう)」がいいなぁと考えたものの、家に黄芩湯がなかったので、半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)で代用して服用しました。

                                                           

                                                           

                                                          しばらくして体を横にして寝ようと試みるも、まだ気持ち悪く、体も芯は熱く、煩躁(はんそう:もだえさわぐ)もあり、ウンウンもがきながらもどうにか寝ようとしていましたが、また吐気に襲われ吐いてしまいました。この2回目の嘔吐では、水分しか出ませんでした(1度目で胃にある内容物は出していますので)。

                                                           

                                                           

                                                          吐いた直後は、少し落ち着きますからようやく寝ることが出来ましたが、夕方起きても気持ち悪さ、体の熱さとしんどさは治っていませんでした。夕方になってもほぼ変わっていない私の様子を見ていた妻が、わざわざ店から黄芩湯を持ってきてくれました。

                                                           

                                                           

                                                          ようやく飲みたかった黄芩湯が飲めて、少しずつ水分も飲めるようになり、やはり黄芩湯が効いたのだと思います。その4〜5時間後の22時頃にはおかゆを食べたいという気持ちにまで回復できていました。黄芩湯を飲む前の17時頃は、ラーメンや食事を想像するだけで吐気が出て気持ち悪かったのに、服用してから数時間でもう食べたいという気持ちが出てきている、これは漢方薬が効いている証拠です。本当に感謝です。もう一度寝る前に黄芩湯を服用して、身熱や吐気、煩躁も感じずに自然に眠ることが出来ました。

                                                           

                                                           

                                                          この時はインフルエンザも猛威を振るっておりましたが、胃腸風邪、ノロウイルスも流行っていました。胃腸風邪は一度かかると治るまでに数日はかかりますから、私も覚悟はしていたのですが、お陰様で翌日にはほぼ支障なく仕事に出ることが出来ました。もちろん小食、温かい消化の良い物を食べるなどの養生は致しましたが、ほぼ1日で治すことが出来ました。

                                                           

                                                           

                                                          自分のことながら、土用中に暴飲暴食はダメなことを身をもって体験させて頂きました(笑)

                                                           

                                                           

                                                          ミノやホルモンはビールに合いますが、私のように胃腸が丈夫ではない者は、その量に十分に配慮しなければいけませんね・・・、勉強になりました(-ω-)/

                                                           

                                                           

                                                           

                                                          bnr_hp150.gif

                                                           

                                                           

                                                           

                                                           

                                                          | 漢方 | 10:18 | comments(0) | - |
                                                          原因不明の排尿後の痛み
                                                          0

                                                             

                                                            どんな症状や病気でも必ず原因があります。

                                                             

                                                            病気を治すのは、その人自身です。

                                                             

                                                            病院やお薬は、一時的に処置をして抑えてはくれますが、病気を治してくれる訳ではありません。

                                                             

                                                             

                                                             

                                                            さて漢方薬はというと、その人自身が治していきやすいように手助けしてくれるものです。

                                                             

                                                            漢方薬は、原因と状態によって処方が決まります。つまり、なぜその人がその病気になってしまったのかを捉えなければ、適切な漢方薬をお出しすることが出来ません。

                                                             

                                                            この病の原因を捉えるということは治していく上で非常に大切なことになりますが、いくらお聞きしても状態や原因を把握できる有用な情報が得られないケースもあります。

                                                             

                                                             

                                                             

                                                            50代女性の症例をご紹介させて頂きます。

                                                             

                                                             

                                                            2018年12月21日御来店 

                                                             

                                                            10日程前から排尿後に痛みが出るようになった。毎日毎回ではなく、不定期に起こる(10日、17日 共に月曜日)。

                                                            症状は日中のお昼頃に1回なって、その後は何ともない。

                                                            膀胱炎のしみるような感じはなく、生理痛のようにお腹らへんがじんわり痛む感じ。

                                                            尿はたっぷりは出ない、排尿後でもすぐ膀胱にまたおしっこが溜まっていく感じがする。

                                                             

                                                             

                                                            これ以外、ご本人様も気になる症状は無く、思い当たること、変わったこともしていないため、その原因を捉えることが難しかった覚えがあります。

                                                             

                                                            しかも症状は毎日起こる訳はなく、週1回ほどで、不定期です。

                                                             

                                                             

                                                             

                                                            この時は、共に月曜日に起こっていることから、その日と前日の生活を詳しくお聞きし、病院での待ち時間で体が冷えて起こっているのではないかと考えました。

                                                             

                                                            外寒(がいかん:外からの冷え)と血虚(けっきょ:血の弱り)で気血のめぐりが悪くなって、陰器を巡っている厥陰肝経(けっちんかんけい)の影響で膀胱の症状が出ていると考え、当帰四逆湯(とうきしぎゃくとう)を2週間分お出ししました。

                                                             

                                                             

                                                             

                                                            2019年1月7日 

                                                            お電話にて、「漢方薬を服用してから一度も症状は出ていません。今まで少しトイレに行くのを我慢した後は尿の出が悪くなっていましたが、それもすっきり出るようになりました。」とご報告頂きました。

                                                             

                                                             

                                                            これは漢方薬が効いている証拠です。

                                                             

                                                            効いたということは、病の原因・きっかけ、そしてその状態の見立てが合っていたということになります。

                                                             

                                                             

                                                             

                                                            このように、当のご本人様であっても何がきっかけか、何が原因か分からないケースが多く、しかも普段の何気ない日常生活の中から知らず知らずその影響を受けていますから、漢方薬の処方を決めていかなければいけない私たちは、表面上に見えていない病質を見極める力を常に高める努力をしていかなければいけませんね。

                                                             

                                                             

                                                             

                                                            何かお困りの症状がございましたら、ツルガ薬局までお気軽にご相談下さいませ(/ω\)

                                                             

                                                             

                                                             

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                                                            | 漢方 | 09:01 | comments(0) | - |
                                                            春に入りました   〜 胃腸の弱りやすい期節になります 〜
                                                            0

                                                               

                                                              暦の上では、2月4日より春になりました。

                                                               

                                                              2019年2月4日〜4月16日までが春になります。

                                                               

                                                               

                                                              春は冬眠していた動物は目を覚まし、山の雪は溶け出し、木々も芽を出し始めます。

                                                               

                                                              春は生命が生まれ育ち、活動が始まる季節です。人も自然の流れに沿って、冬に溜め込んできたものが芽吹いて表に出てきやすい時期です。

                                                               

                                                              「内臓の鏡」と言われる皮膚に、冬に溜め込んできた食生活のトラブルが皮膚のトラブル(かゆみ・乾燥・吹き出もの・湿疹)となって出やすくなります。

                                                               

                                                              また冬は春に向けて静かに溜め込む時期ですので、冬に無理して体に負担をかけていた方は、春に疲れや眠気、イライラ、うつなど体調不良として症状が出てきやすくなります。

                                                               

                                                              漢方では「春の時期は肝が旺(おう)する期節」と言います。

                                                               

                                                              春は肝臓が頑張っている季節になります。肝臓や筋肉、目、自律神経、胃腸に無理のかかりやすい季節になります。

                                                               

                                                              ●転勤や入学、就職など環境が変わりやすく、ストレス(肝に影響)を受け、気持ちの乱れや不眠がでやすい時期

                                                               

                                                              ●筋肉(肝)の疲れ、だるさ、歯ぐきの痛み・こむら返り・ひきつり・眠気が出やすい時期

                                                               

                                                              ●目(肝)の弱りが出やすい時期(疲れ目、ものもらい、なみだ目、アレルギーなど)

                                                               

                                                              ●膀胱炎(膀胱の春風邪)が出やすい時期

                                                               

                                                               

                                                              花が咲いたり芽が出たり生命が誕生する季節ですから、体温が上がり妊娠しやすい季節とも言われています。ぜひ「コンクレバン」や「レオピン」で肝臓を守り、体の原料や力を貯金していくことが大切です。

                                                               

                                                              また土から芽が出るように、人間も体の中のものを芽吹こうとしていますので皮膚の守りが少ないときでもあり、風に当たりすぎると体調を崩しやすい時期です。ちょっと暖かくなってきたからと言って、薄着したり冷たいものを飲んだりしないように、春冷えに気をつけて下さい。そしてお酒を飲みすぎたり、偏食や睡眠不足、ストレスは特に肝臓を弱らせますので、気をつけて下さい。

                                                               

                                                               

                                                               

                                                              また今年は、土運不及の年です。特に1年の中で春の時期が、土である膵臓や胃腸に最も負担がかかりやすくなりますので、胃腸の調子を崩さないように、十分ご自愛ください。

                                                               

                                                               

                                                               

                                                              健康や漢方薬のことでお悩みの方はお気軽にツルガ薬局までご相談下さいませ。

                                                               

                                                               

                                                               

                                                               

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                                                              | 漢方 | 15:26 | comments(0) | - |
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